2000-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ワープロクラッシュ

コンピューターのワープロソフトが壊れている。これから、「常岡です。」と打って一気に変換してみよう。在?・?9コ???。次に「山田くん」でトライ。山田くん。これは大丈夫。では、「レニーくんが」では? レニーイ ?0?Dヨ*?ちがこの通りだ。どうすれば…

収録

今日、テレビ東京で収録があった。すっかり髭を剃ってプリティに戻ってブラウン管に出るつもりでいたら、ディレクターから「髭はそのままにしてくださいね」と念を押された。“現場からそのままやってきた”、というイメージが欲しいらしい。しかしそれでは、…

敗北宣言

私の今年の年収はちょうど100万円ぐらい。うんぺーに完敗!来年は1000万円稼ぎたい。

ダウン

風邪でダウン中です。さっきまで全身がかっかと熱かったのに、次の瞬間ゾクゾク寒いといった状態。この分では魘されながらの年越しになりそうです。

ピンクの清純

湯上がりでピンク色である。お風呂に入ってきた。実は去年12月30日にうんぺーと一緒に入って以来、風呂に入っていなかった。これでようやく正月が来たよ。

25609¥

家賃を二ヶ月分不動産屋に持っていった後、池袋のビックカメラにフィルムを買いにいった。相変わらず熱が下がらない。コダクローム30本。「25609円です」といわれ財布から金を出そうとすると、足りない。まずい。しかし、フィルムがないと取材に出ら…

悲しい別れ

池袋の焼き肉屋「カルネステーション」が夜10時半からの「ナイトコース」¥1120をやめることになったそうだ。20日で終了。これでお別れなので、昨日も今日も食べにいってきた。ああ、悲しい。

日々是祈りの日々

やあ!ぼくシャミル。みんなには清純くんって呼ばれているんだ。最近ちょっと忙しくってね。昨日はYちゃんとデート、今日は女子大生Mとデート、明日はセーラームーンのYSちゃんとデート、明後日はISちゃんとデート。いやあ、めんどくさいよねえ。誰か代わっ…

礼拝!礼拝!また礼拝!

今日は朝からアナウンサー志望超美女々子大生とデート、午後は美人編集者とデート、夜はOLとデート、明日は人妻とデート、明後日はロシア研究家知的美女とデート、その翌日は・・・

予定表改訂版

はらにくが減った。絨毯にコーラこぼした。> 16日、月曜日、午後6時、高円寺、OS、MSとデート実行。> 17日、火曜日、午後6時半、月島、SYともんじゃ屋さんデート実行。> 18日、水曜日、午後7時、池袋、Aさんとデートその後、キャンセル。> 20日、金曜日、夕…

予定表

16日、月曜日、午後6時、高円寺、OS、MSとデート17日、火曜日、午後6時半、月島、SYともんじゃ屋さんデート18日、水曜日、午後7時、池袋、Aさんとデート20日、金曜日、夕方、Iさんとデート22日、日曜日、午後、Mさんとデート23日、月曜日、午後3時、池袋、K…

エチオピアのダメ人間(その8)

私はアジスアベバに押送される途中である。ハヤロムの職務の原則では、私のパスポートは本来、私が間違いなくアジスアベバに着くまで、エティオピア当局の手に置かれなければならない。私が今自分のパスポートを受け取るということは、私は再び自由の身にな…

エチオピアのダメ人間(その7)

しかし、朝8時半に私を起こしに来たハヤロムは何事もなかったような顔をしていた。私たちは広場に面したブンナベット(カフェ)で、香りのいいコーヒーを飲みながらバスを待った。ブンナベットのスピーカーからは、エティオピアの人気女性歌手ジジ・ガイヤイ…

エチオピアのダメ人間(その6)

ハヤロムは私の尋問を終えると、その後の手続きを説明した。彼らは私をあらためてアジスアベバへ押送するため、交通機関を手配する。恐らく、明日マイチョウを通過するマカレ発アジスアベバ行きのバスを停めて、私の席を確保することになるだろう。それまで…

エチオピアのダメ人間(その5)

「州都マカレでパーミッションが取れなかったのですが、私は観光VISAを持っていました。有効期限が残っていたので、取材のためではなく、観光旅行者としてアクスムを訪ねたのです」「観光であれ、取材であれ、外国を訪問するときは街ごとのパーミッションが…

エチオピアのダメ人間(その4)

これは嘘だった。パーミッションを取らなければエティオピアではジャーナリストの取材は認められない。といいながら現実には、情報省で前線取材を申請した外国のジャーナリストたちは首都アジスアベバで待たされたまま、一歩も動けずにそのまま帰国する羽目…

エチオピアのダメ人間(その3)

ぜんたい、カシミール問題とエティオピア・エリトリア国境紛争を関連付けて考えるエティオピア人の思考パターンは理解し難い。私は街で市民と話しているときも、カシミール問題について何度か意見を求められた。彼らはパキスタン側のイスラム戦士がカシミー…

エチオピアのダメ人間(その2)

NATOのベオグラード空爆を取材した日本のジャーナリストの一人は、治安警察にフィルムを奪われそうになって、とっさに隠し持っていたダミーのフィルムを撮影済みフィルムとすりかえて切り抜けたそうだ。 フィルムを要求するPIに対して、私も当然ポケットに忍…

エチオピアのダメ人間

「全く困った男だ」 警察署長ハヤロムは、私を事務所の入り口に座らせると、隣の交通官ソロモンの方へ顎をしゃくった。エティオピア北部ティグレ州のマイチョウで、私はアジスアベバ行きのバスからひきずり降ろされ、ハヤロムの前に引き立てられたところだっ…

ニュースの意味

「よくいるんだよね。こういう戦闘シーンを撮ってきて使ってくれなんていうの」 東京――ある大手テレビ局の看板報道番組のデスクは私が撮ってきたアフガニスタンのVTR映像を見ながらいった。画面には空爆で死んだ戦士がロバの背に乗せられて運ばれて行くカッ…

詐欺師(その3)

マスード派がいたとき、最前線の村は完全に無人だった。しかし、今は道路沿いの小さな家に子供が二人だけ帰ってきているのを見つけた。通りに面した縁側にタバコや石鹸などを並べて商売しているらしい。「なぜ今まで帰ってこなかったの?」「マスード派がい…

詐欺師(その2)

さっき職務質問を受けたときと同じ答えを並べた。「最前線に一人で来るなんて無茶だな。歩くなんて正気の沙汰じゃない」 若い戦士はにかにか笑いながらいった。「おれが付き合ってやるよ」 戦士の名はアハマド=ジャンといった。彼は人の良さが滲み出てしまう…

詐欺師

アフガニスタン北部・クンドゥズ州――1999年1月22日、私は一人きりで廃虚を歩いていた。あと数キロで最前線に着くはずだった。1ヶ月前、マスード側から訪れたタハール州とクンドゥズ州の最前線はタリバンの支配下に移っていた。同じ戦場をタリバン側から取材…

前夜

夕方、ダウド司令官がいった。「明朝8時に攻撃を行う。ハーナバードをとる。シェル=ハンは来るか?」 当然、希望した。 ハーナバードはタハール州に隣接したクンドゥズ州の要衝で、ここを落とせば州都クンドゥズを完全に包囲できる。クンドゥズが手に入れば…

命のふち(その2)

荷台の縁に手を掛けたとき、既にかなりのスピードがあった。体のバランスが崩れて、つかまった指に体重をあずけられない。駄目だ。這い上がれない。滑り落ちる。そう思ったとき、ふたつの腕が私の両手首を恐ろしい力で掴み、撮影機材を入れて70キロにはな…

命のふち

戦闘が始まった。 戦士たちは初め、笑っていた。最前線に立った戦士たちを撮影しようとしたのに、皆がにやついているから、さっぱり絵にならない。向かいの崖にBM12砲の土煙が上がっても、そう真剣には見えなかった。しかし、急に変わった。 今まで聞いた…

戦闘・死(その2)

一本道の向こう、崩れて消えつつあるキノコ曇の下からロバを連れた男たちが歩いて来る。ロバの背には細長い包みが積まれていた。いや、包みではなかった。布にくるんだ人だ。にょっきりと、赤黒いはだしの足が覗いている。その足と布の間から、血が滴り続け…

戦闘・死

「タヤラ(敵機だ)!」誰かが叫ぶと同時に、空が割れたかというような音が覆い被さってきた。岩の上にいた戦士たちは一斉に近くの窪みや塹壕の底にはりついた。私も隠れる場所を探す。上空を見上げる余裕もない。一番近い塹壕は3人の戦士で満員だった。10…

シャミル・バサエフ

グロズヌィ――「バサエフの自宅跡」といって連れてこられた民家は廃虚だった。そこに突然乗り入れてきた黒い四輪駆動車。何が起こったのか分からなかった。長い顎鬚を生やした、大柄な男が降り立った。それが、シャミル・バサエフだった。私が見た数年前の写…

グロズヌィ空爆

迷彩パターンに窓をペンキで塗りつぶしたマイクロバスに護衛の戦士たちと乗り込んでグロズヌィを移動中、ジェットの轟音が近づいてきた。ドライバーは道から外れた土の上に車を寄せて停める。ヴェダットが皆を促し、車を降りた。空爆下では車は狙われやすい…