2001-04-01から1ヶ月間の記事一覧

大物の証

うんぺー西牟田靖を合コンに呼んだらやつは例によって金を持たずに来やあがった。私が立て替えた。やつ、前にもメーリングリストのオフ会の会費を払わずにバックレて、顰蹙を買ったことがあったっけ。やつめ、新しい著書を出して、さらにおかん資金も入って…

戦場にこだわりたい(その1)

グレート大先生今岡昌子カメラマン宅で、東長崎機関のサバトが開かれた。本来は朝日新聞記者大崎総統率いる「マグナムfor アフリカジャパン」の第一回会合のはずだったのだけど、うんぺー西牟田靖は来ちゃうし、総裁加藤健二郎さんは来ちゃうしで、真面目な…

戦場にこだわりたい(その2)

被災者取材を否定するつもりはない。現在進行中の戦場でなくても、直前まで戦場であった地域の被害者の姿はそこでなにが行われたかを伝えるのにもっとも有効だ。つまり、負傷者や死体、瓦礫や廃虚など。村田信一さんの写真を見ると、実は戦闘現場の写真は全…

新宿

新宿でHMと昼食を食べた。私にとってだけ重要なある問題を先送りすることにした。朝のうち、昨日の寒気が残ってか寒かったので、タートルネックに毛糸の帽子の姿でいたが、午後には汗ばんできた。HMは風邪を引いていた。

パーティ

ISさんと二子玉川のロシア料理店ロスカヤトロイカで昼食を食べた。ISさんは忙しいところを駆けつけてくれたらしく、食事の後、職場に直行していた。ロスカヤトロイカは気に入った。夜、今岡昌子さんの写真賞受賞パーティに行った。今岡さんは見たことも…

インターネット

インターネットはやはり、人類の偉大な進化だ。この道具を使って私たちは肉体を通さず、魂を直接交信できる。性的マイノリティなど偏見に晒されがちな人たちや、病気などで実社会で活動できない人たちも、インターネットを使えば容易くそれぞれの存在を確認…

Fanatic Nation

タリバンによるアフガニスタンの仏像破壊に関して日本のメディアがヒステリックであったことにぶーぶー不満ばかり言っていたことをちょっと反省。アフガン人が宗教的だというのと全く同じ意味で、日本人も宗教的であっても仕方がないだということをてっきり…

肉体の枷

「私は宗教心がゼロだ」?わっはっは!ばかめ!そんな人間がそんじょそこらにいるか!お前が自分の理性でやってると信じていることの大半は形にならない迷信にとらわれて盲目的、狂信的に「やらされている」ことじゃないか。そのことに気がつくことすらでき…

美しい人

美しさを感じる基準が人によって異なっているのは当たり前のことだろう。ある友人はスラブ民族の女性を世界で一番美しいと考えているが、私にはよく分からない。形だけで美しさを判断する習慣が私には失われてしまった。付加価値的に対象が背負っている背景…

闘う人祈る人

ジュネーブで第57回国連人権委員会が始まった。私は全く知らなかった。今月初めから、ここでたった一人、日本山妙法寺の僧侶・寺澤潤世さんが断食を続けている。チェチェン戦争の平和的解決と、各宗派の宗教者によるチェチェン平和ミッションの実行、およ…

うっしゃあ

可愛くて優しいギャルCさんと映画へ行った。友人から「最近日記くれーよ」とお叱りをいただいた。つまらないことで、友人とケンカしたりもした。実は沖縄から帰って以来、引き篭もりであった。世の中は辛く悲しいことばかり、ギャルもて人生への道は長く険…

あほらしいということ

「あほらしい」と感じることが何より苦痛だ。だから、ウヨクの人たちの感覚がどうしても分からない。客観的になればなるほど「あほらしい」はずのことを敢えて主観的に、主観的に考えてゆこうとする姿勢に見える。あほらしいじゃん。サヨクでもそういう人た…

13日の金曜日

ちゃんと朝起きてモスクで礼拝。夜、キュレーターのたまごふじゅんこに沖縄ギャル写真を見ていただいた。それから、最近私はとりわけ罪深いので、カソリックの彼女に懺悔を聞いてもらった。呪いの日なので、本当は恐ろしいことがあったのだけれど、あまりに…

瀕死の病人

ずうっと呼吸困難のような気がしている。この体はどうにかならないのか?自業自得とはいえ、もどかしい。最近常岡は太古の女子高生のようにナイーブである。桜の花びらの儚くも散り行くを見て、はらはらと涙を流したりするのだ。だから、常岡の友人の皆さま…

人生相談

大泉学園までバイクを飛ばして、うんぺ西牟田靖に悩み相談に行った。うんぺは私にとって男の生き方の手本だからきっといいアドバイスをくれるだろう。うんぺが最近、ドイツ人ギャルに恋に落ちたと思ったのはどうやら気の迷いだったらしい。私も気を迷わせた…

ポーカーフェイス

今まで私は、自分が精神的に元気だとか、落ち込んでいるとかいうことは他人には全く知られていないものと思っていた。いくらまいっていても、ゴルゴ13並に鉄面皮の私は心の中でどんな悩みを抱えているかなんてことは他人には決して分からない秘密だと思って…

天才発見

チェキナベイベ!沖縄で撮ったギャル写真の現像ができた。沖縄へ行く直前に頼まれて撮った今岡昌子カメラマンのポートレートの現像もできた。今回私は初めて、買ったばかりのCanon純正望遠レンズを使い、今岡さんに教わったフラッシュ天井焚きの技術を活用し…

ひめゆり

朝から晩まで雨が降り続いて、この日も海へ行けなかった。私たちはひめゆりの丘へ行った。ひめゆり平和記念資料館は壮絶な記録の場であった。私は戦争をテーマに取材していながら、実は取材対象として軍隊同士のぶつかり合いにはさほど興味がない。暴力に興…

修行の正体

世界で一番悪いヤツ加藤健二郎氏が私の沖縄修行の旅についてあることないこといっているので、ここで説明して置こう。全然幸せな話ではないのである。確かにギャルはいた。が、彼女はわしに惚れちょるギャルではないのである。彼女にはちゃんと長年付き合っ…

ビーチ

沖縄最終日の今日になってようやく晴れたので、万座ビーチへ。エメラルドグリーンを網膜いっぱいに焼き付けて、はじめて沖縄へ来たと思った。海水はまだ冷たく、まばらな客もほとんど海に入ろうとしていなかったが、私たちは疲れ果てるまで泳いだ。グルクン…

学習能力ゼロの私に

今までになくアドバイスが欲しい。ここまではなんとかやってきた。そう悪くはないと思う。ここからどうやって行くべきか。長崎放送から教えてもらったことは数多く、一方反面教師にさせてもらったこともあった。残念ながらアジアプレスは私に何一つ教えては…

家出終了

家出から帰ってきた。現地からこの日記を更新するつもりであったが、日記のことなんか思い出す間もなくこの4日間を過ごしていた。いやはや、なにから綴るべきか?まず、山羊の刺し身は美味かった。このようにまろやかな味とは思いもよらなかった。一方、山羊…

シェルコ家出

これは内密だが、加藤健二郎さんは悪いヤツである。加藤さんの持論は「全てを低コストでやることは正しい」というものだ。これに従って、加藤さんは取材費も、生活費も限りなく低コストでやってきた。ダ・ヴィンチ誌の「貧乏な男を愛せますか?」という特集…

悪党

ここだけの話だが、加藤健二郎さんは本当に悪いヤツである。先日、部屋でダラリズムを満喫していたところ、加藤さんが我が家の扉を叩いた。「花見に連れて行ってやる」という。「ただし、悪いヤツらの花見だ」満開の桜の下には東長崎の住人たちが集まってい…

「戦友が死体となる瞬間」

以前、私が三天書房という出版社と話を進めていた出版企画が三修社から形になりました。もう店頭に並んでいます。 「戦友が死体となる瞬間」(三修社・アリアドネ企画) ISBN4-384-02613-74月20日発売黒井文太郎・加藤健二郎・村上和巳共著http://www23.tok2.c…