2001-06-01から1ヶ月間の記事一覧

沈没ジローさん

シラゼ家に泊まっている日本人女性ツーリスト二人がメスティアについて知りたいというので、一番詳しいジローさんに引き合わせた。マルジャニシヴィリ通りのスタローヴァヤで会食。例によって、ジローさんはワインに酔っ払って、女性たちにセクハラ発言をか…

ジローさん

ようやくジローさんと再会できた。夕べから朝までジローさんの新しい家で話し込んだ。ジローさんは特製牛肉スープ「ハルチョ」を作ってご馳走してくれた。これからチェチェン政府代表部を訪ねる。ジローさんによると、私が去年ずっと暮らしていたチェチェン…

Tbilisi

40 jikan no bus tabi no tsukare de yuube ha gussuri nemutta.Chechen jin no yuujin taku wo tazunata tokoro Mokuyou-bi made kaette konai to no koto.Wataneba yujiro san tomo ren raku ga torenai.Maitta.

トビリシへ

ひげもじゃ、髪の毛伸び放題の日本人バックパッカーが「きみの部屋に泊めてくれないの〜?」と猫なで声を出しながら、エリフの肩に馴れ馴れしく手を触れた。エリフは英語で「触るな!」と言った。この男をジハード(天誅)の名の下に殺そうかとしばし迷う。…

イスタンブル

イスタンブルに到着。到着前にちょっとしたルートから興味深い情報を入手した。グルジアに着いたら、この情報の確認を急ぐことにする。この情報の提供者はさまざまな分析から、チェチェン戦争はあと3〜4年でロシア軍の撤退によって終結するとみている。そ…

十年振りのファースト・インプレッション

クアラルンプルに到着。91年の夏以来だから、10年振りだ。一見して、とても豊かになっている。空港も、駅も新しいものが出来ている。新たな市内交通が色々出現している。通りを行く車が国産プロトンでなく、外車になっている。まだ一人も物乞いを見ていない…

お礼とご挨拶

マケドニアで取材中の成田くんから連日メールが入る。苦労しているらしい。これからチェチェンを目指そうというときに、スーダンでも内戦が激化したというニュースが入る。スーダンへ行きたくなる。が、次回だ。チェチェン取材に行ってまいります。いつもこ…

ポプコフさんが死んだ

去年2月、寺澤上人とともに来日したロシアの人権活動家ビクトル・ポプコフさんが死んだ。55歳だった。4月18日にチェチェン内の村で狙撃され、重体となっていた。亡くなったのは一週間も前の6月2日だそうだ。まったく知らなかった。チェチェンの村々に医薬品…

偏狭な心

池袋のカフェで英字新聞ヘラルド・トリビューンのインタヴューを受けた。来週にも掲載されるそうだ。既に菊地修さん、加藤健二郎さんもインタヴューを受けた。私は亀山亮さんを担当のルイス記者に紹介した。私のあと、夕方にインタヴューしたはずだ。「日本…

亮さんとデート♪

写真家亀山亮さんと新宿でデートした。亀山さんは今月下旬に三度パレスチナへ向かう。その後、アンゴラ、アフガニスタンを取材する予定だそうだ。当分帰ってくる気はないらしい。パレスチナで左目の光を奪われ、視力が落ちたので、オートフォーカスのカメラ…

シャル美のプロフィール

知的なギャルが好きアフガニスタンの男は美しいつき合っても楽しいドストエフスキーが好きニーチェも好きマルコムXも、ジャマル・アフガニーも好きムアンマル・アル・カダフィ萌え〜〜!アンドレイ・バビツキーかっこ良すぎ!手塚治虫も好き最近気になるのは…

チェチェンへ

11日からチェチェン取材に出発する。もっとも、情勢が情勢なので、チェチェン領には入れないかもしれない。状況を把握して、入りにくいと分かったら、すぐに帰国するつもりだ。今回は航空券もマレーシア航空の1ヶ月オープンだし、絶対に長居はしないと心に決…

聖戦ごっこ(その1)

パレスチナに戦争はないし、パレスチナで起こっていることの全ては、ヤラセ、お祭り、或いは冗談である――といったとしたら、ブーイングの嵐に見舞われるであろう。でも、事実だから仕方がない。予定調和で行われる真剣勝負なんてあり得ない。予定通りの出来…

聖戦ごっこ(その2)

もっとも、このようにお互いが本当のところでは冷静なまま暴力ごっこを続けているお陰で、第二次インティファーダの犠牲者はわずか450人に留まっている。全体としての死亡者数を減らすために、本気の対決を避けて、それでいてパレスチナ側にとってはイスラエ…

遠きアフリカ

来月のアフリカ写真展には私は海外取材中で出席できない。写真だけ預けてゆくことになりそうだ。夜、加藤健二郎さん、今岡昌子さん、下村靖樹さん、時事通信花里記者、そしてついでに与柴犬でガストに集合し、打ち合わせをした。朝日新聞大崎記者も来るはず…

忙しい日

預言者ムハンマドの誕生日だ。東京ジャーミィはモスレムと見学者で溢れかえっていた。その中で夕刊フジ女性記者のインタヴューを受けた。夕方、エルサレム組の大学院生愛砂さん、テレ朝カメラマン伊従くんと会い、千駄木のお寺の境内で水族館劇場の芝居を観…

久野くん帰国

99年9月に東長崎を訪れ、アフリカへ旅立っていった新人ジャーナリスト久野武志くんが帰国し、1年9ヶ月振りに顔を見せてくれた。成田慎、村上和巳、与柴犬といった東長崎機関メンバーが彼を迎えた。ルワンダ、エチオピア、ソマリランド、シェラレオネ、リベリ…

またまた仏像くん

日テレ「今日の出来事」でアフガニスタンの仏教遺跡破壊を特集している。例によって、タリバンのコーディネートでバーミヤンを訪れ、跡形もなくなった大仏の残骸を写している。仏像が破壊されたというばかりで、それに至るまでの経緯はいっさい説明しなかっ…

総括でもないけど(その1)

国際ニュースが市民の関心を失ってしまった昨今、誰に対してなにを伝えてゆけばいいのか。それを自分なりに研究するためにこのサイトを立ち上げた。加藤健二郎さんは軍事マニアの読者、国防問題に関心のある読者、国粋主義に傾倒する憂国の読者を惹きつけ、…

総括でもないけど(その2)

これはどういうことかというと、「東長崎機関」ホームページの閲覧者はサラリーマンなどの定職のある人が多く、私のサイトは学生や無職の訪問者が多いということではないか。加藤さんの作品はいつも、「強さ」を志向している。軍隊の強さを描き、強い生きざ…