2003-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ホームシック

ホームシックになったので、東長崎に帰ることにした。今長崎空港で羽田行きを待っている。バグダッドで生水を飲み続けても腹具合ひとつ悪くならなかった私が、数日前から咽が痛い。きっとクーラー風邪だ。長崎のテレビ局勤務時代から冷房のある部屋に住んだ…

タロー

朝から長崎市へ。女性センターアマランスで打ち合わせ。近く、長崎市でも講演に呼んでいただけるかもしれない。午後、長崎市の岡まさはる平和祈念館で開かれた小集会でお話。(参照→http://www.d3.dion.ne.jp/~okakinen/)参加者は十人。資料の中に軍艦島へ…

人生の勝利者

雲仙のホテル東洋館で、コンピューターウィルスの団体さまがやってきた。私の借りているサーバーは世界最高水準のセキュリティを確保しているし、パソコンにウィルスバスターソフトも備えているので、大丈夫だとは思うものの、あちこちから送られてくる警告…

雲仙講演

長崎県小浜町雲仙のホテル東洋館で開かれた「長崎県私立中学高校事務研修会」で、およそ80人の参加者を前に「イスラムと現代の戦争」をテーマに講演しました。「国際政治ジャーナリスト」という垂れ幕に苦笑い。私は政治ジャーナリストではないが、マスゾエ…

36歳の

兄の誕生日。昨日から帰宅している兄と教会へ。兄は礼拝堂のベンチで、私は後方の別室で拝聴。昼食に島原名物ソーメンを食べた後、ずいぶん昼寝した。犬の散歩のあと、夕食。少し経って、バースディケーキのロウソクを消し、皆で切り分ける。なんだかすごく…

同伴出勤

NBCのエースY記者は酔ってスーツのまま寝入ってしまい、彼の家に転がり込んだ私はひとつの毛布を分け合って眠った。朝、起きるとY記者は夕べのことを何一つ覚えていなかった。午前9時前、会社に同伴出勤して、新聞を読ませてもらう。Mカメラマンに会えた。Vo…

古巣再訪2

20日の島原講演のようすを長崎新聞が記事にしてくれていた。(参照→http://www.nagasaki-np.co.jp/peace/2003/kiji/08/2203.html)朝から、今回の帰省中三度目の長崎市へ。NBCを訪問してライブラリー室S氏らと打ち合わせ。鍛冶屋町で長崎新聞N記者、T記者、NBC…

お粗末な記事

「婦人之友」に掲載された下斗米教授の子供の作文みたいな論文を巡って、「チェチェン・ウォッチ」の渡辺千明氏が誤謬を指摘している。(参照→http://groups.msn.com/ChechenWatch/page66.msnw)私は一読して阿呆らしくなったので、どこが間違っているかさえ…

古巣再訪

NBC長崎放送報道部に挨拶に行った。かなりの報道部員が入れ替わったと聞いていたが、偶然にも、私が訪ねたタイミングは4階報道部フロアによく顔見知った人たちばかりがいて、懐かしい顔触れに再会できて、すごく嬉しかった。長崎放送にはカメラマンが所属す…

島原講演

島原市民会館大ホールで開かれた講演会「イスラムと現代の戦争」には650〜700人のみなさまが参加してくださり、大盛況のうちに幕を閉じました。用意した資料500部はたちまち底をつき、1200人収容の大ホールもゆったり広々とはゆかなくなってしまいました。島…

準備会

兄は施設に戻った。私は午後、講演会の準備会へ。これまでの講演は、準備というものはほとんどなく、決まった日時に会場へ行って、喋って、お仕舞いというものだったのだが、今回は実行委員会なるスゴイ団体が結成されていて、もう三回も準備会を開いたのだ…

日帰り長崎

今日はプロテスタントの母、兄、妹とともに教会の日曜礼拝を訪問。モスレムの私は礼拝中、うしろの四畳半で見学。昼食後、車で二時間掛けて長崎市へ。毎日新聞の長澤記者とガストでお茶を飲む。長澤くんとは2000年にエルサレムで会った。彼は当時、明治大学…

本売ってないし…(その1)

Stage Vol.12で切通理作さんとギャルギャル小林エリカさんが「戦争」をテーマに対談しているそうだ。(参照→http://www.gont.net/risaku/index_hitokoto.shtml)読みたい!モーレツに読みたい!しかし、私は日本のチベット島原市の実家に滞在しているのだ。…

本売ってないし…(その2)

ここで小林エリカさんが、世界のどこかの戦争を誰かに誘導されてよそ事として捉えることを拒否して、主体的に自ら自分の生活に引き寄せて捉えようとした試みは、上記の錯誤を回避しうるプロセスになるのではないかと思う。私たちの多くは、ニュースでしか戦…

帰省

午前3時頃、そろそろ寝ようかと思い立ち、そういえば今朝の飛行機の時間は何時だったかと切符を改めたところ、午前8時半だったことに初めて気づく。慌てて帰省の支度を始めた。午前6時前、コインシャワーにいってみたが、年中無休・24時間営業が売りのこの施…

否定の共振・追記

終戦の日、敗戦の日、あるいは光復節の今日にちなんで、8月7日の日記に追記。ナガサキとヒロシマは、核保有国にとってはその残虐性と非人道性こそが高い利用価値を持つとすでに書いた。だからといって、ナガサキを伝え続けることには意味がないのかというと…

ハッピー!

超可愛いギャルがクッキーくれた。ハッピー!辛く悲しいことばかりの世の中に一条の光がさした。アルハムドリッラー…雨が降っているので、電車でモスクへ。てきめん遅刻した。夕方、ハディージャ夫人(参照→http://www.levha.net/)と電話でお話しする。夫人…

遊び呆け

妹分と新宿のサイゼリアでお茶を飲み、新宿のマンガ喫茶でマンガを読みまくり、歌舞伎町のお好み焼き店で明太子もんじゃを食べた。

しゃぶ漬け池袋

前夜から未明にかけて、マンガ喫茶でブラックジャックを読む。池袋のふぐ料理店がしゃぶしゃぶ食べ放題をやっている。ディナータイムは120分1500円、ランチタイムは90分1000円だ。妹分と食べに行った。なかなか肉が柔らかくて美味しかった。午後5時、某国エ…

地味な夜遊び

ここしばらく、夜の街を遊び歩いていて、この日記の更新はおろか、頂いたメールの返信も怠っていた。どういう夜遊びに耽っていたかというと、実はここ数日、マンガ喫茶にはまっていて、池袋や新宿の怪しい書棚の奥のブースで夜中「ブラックジャック」を読ん…

ギャルギャルサチコの部屋探し

昨日の続きから。恐れ多くも浅野教授に京都名物にしん蕎麦をご馳走していただいた後、午後6時過ぎの新幹線で東京へ。この2日、ほとんど眠っていないはずなのに、なぜか眠くならない。と思ったら、午前零時頃、糸が切れたように睡魔に襲われ、前後不覚に眠っ…

同志社大浅野ゼミ合宿

なんと、ギャルギャルいずみん☆はここまでやってきた!浅野ゼミの研究テーマ「イラク戦争とメディア」に関心を持った彼女は事前に自分で同志社大の浅野健一研究室に連絡を取り、合宿に飛び入り参加する許可をもらってきたのだった。浅野ゼミの面々の熱心さに…

大阪講演No.2

午前7時46分発の岡山行きひかりで大阪へ。台風で空の便は軒並み欠航し、新幹線以外の特急列車まで運行見合せ。やはり昨日のうちに東京へ戻っていて正解だったと知る。講演で支払われる交通費の額はどこでもだいたい初めから決まっているから、交通手段を選ん…

チェチェン仙台講演

12時37分発のやまびこで仙台へ向かう。どうした奇遇か、ホームですーさんとなーしゃの親子にばったりと会った。二人は週末を利用して、福島の実家に向かうところだった。やまびこの三人がけの二階席に並んで座って、旅は道連れ。なーしゃのシール収集とぬい…

怖い絵本

寝不足だったはずなのに、道頓堀ホテルでは一睡もできなかった。一晩中、悶々として朝を待った。空が明るくなるとすぐチェックアウトして、でたらめに歩いて難波の駅に着いた。高速バスの事務所を見つけたが、東京行きは夜行しかなかったので諦めた。地下鉄…

大阪講演No.1

今日は大阪で講演。朝7時に眼を覚まし、ノートパソコンや携帯電話をACアダプターと充電器ごとデイバックに詰めた。池袋駅の緑の窓口で、ディスカウントショップで買った新幹線の割引切符を見せたら、9時3分発の指定席券と交換してくれた。指定席は最後の一席…

否定の共振(その1)

今年もまた、例の日が近づいてきた。朝日新聞も原爆企画の一環として私の話を取り上げてくれた。書いてもらった記事に補足したい。カフカスの森の中で、チェチェンのイスラム聖戦士たちと野営生活を続けていた頃、私は彼らの間で、一種のストレンジャーだっ…

否定の共振(その2)

旧式のエンフィールド銃しか持っていないアフガン人は、核軍事大国ソ連を自力で追い出し、祖国を解放した。そのアフガニスタンの彼らが、「核兵器なんて、おれたちの信仰の前には屁でもない」といってくれるならば、頼もしかっただろう。だが、彼らの核兵器…

否定の共振(その3)

しかし。ただ二ヶ所、特異点がある。他でもないヒロシマとナガサキだ。ブッシュが「ヒロシマの原爆投下は正しかった」といい、ハーグが「核兵器の使用は必ずしも国際法違反とはいえない」と認定しても、コイズミは決して、「その通りだ」とはいえないだろう…

雨は嫌いだ。マウント(スライドを作るためのポジフィルムの枠)はいっぱい残っていたはずなのに、見当たらない。こういうことごときで、講演準備をやる気がうせる。夜8時、妹分と新宿でお茶を飲むことにしたので、ヨドバシカメラで買ってきてもらった。あり…