Skypeで説教

チェチェンの留学生ティムールにそうめんを食べさせたくて,
O氏宅に実家から送ってもらったそうめんと,めんつゆを持ってゆく。
が、ティムールはなにか用事が長引いているらしく,いつまで経っても現れない。
仕方がないので待っている間に,O氏のパソコンからSkypeで海外に
電話を掛け捲る。
(参照→ http://skype.livedoor.com/
このところ,自分のノートパソコンが修理のため入院中で,
自宅のリビングにあるもう一台のデスクトップはなぜか音が
まったく出ないので,Skypeが使えず,結果,連絡をとるべき
海外の連絡先に連絡できずじまいの状態が続いていた。
Skypeは安いとはいっても,マイナー国にばかり電話するので,
27ユーロもあったクレジットがたちまち19ユーロに減ってしまった。
ティムールは結局,5時半にやってきた。
そうめんを食べさせたついでに,Skypeでくにのおっかさんに電話を掛けさせる。
すると覿面,なにがトサカに触れたのか,電話の向こうで
おっかさんのチェチェン語での説教が始まり,ティムールは頭を抱えて
悩み始めた。
30分もたっぷり説教を食らってしょげかえったティムールを
タンデムシートに載せて,彼の次の待ち合わせ場所新宿へ連れて行って別れた。
彼に日本語を読ませてみたら,「新聞紙」のうち、「しんぶん」は読めたけど,
最後の「し」は読めなかったから,おっかさんにも勉強してないのが
バレたのかもしれない。