ディアスポラ講演会へゆく

夕方から,気を取り直して文京シビックセンターへ。
トルコからのギャルギャル留学生ゼキエ・トスンさんが講演する。
(参照→ http://chechennews.org/event/old.htm
ゼキエさんは北カフカスのアバザ民族の末裔で,彼女の祖先は140年前に
ロシア帝国から追放されて当時のオスマン帝国に移り住んだ。
つまり,カフカスディアスポラだ。
彼女と出会ったのは今年の一月で,私がロシアで秘密警察に捕まって
いじめられた話をアジア記者クラブの主催した集まりでさせていただいたとき,
聞きに来てくださったのだ。
彼女がイスタンブルに拠点を持つカフカスディアスポラの青年組織
カフカスヤ・フォルム」のメンバーだったことから,私もその後,
イスタンブルカフカスディアスポラと交流を持ち,
お世話になりまくるようになったし,ゼキエさんも日本の
チェチェン支援グループと交流を持つようになった。
今日の会場では先日イスタンブルでお世話になった
ギャルギャル写真家の周香織さんもパタパタ駆け回って
会場設営などの仕事をしていた。
まこと世界はギャルパワーで回っているのだ。
さらに嬉しいことに,日本唯一のチェチェンからの留学生ティムールまで
新潟からはるばる駆けつけて来ていた。
ティムールは初めて逢ったときは体だけ巨大な坊ちゃんだったのが,
逢うたびにたくましく,大人っぽくなる。
講演終了後の打ち上げまで参加して,午前零時頃帰宅。
そのときになってやっと,ゼキエにもティムールにも,
ちんちん切った話をし忘れたことに気づいた。