ギャルにモテモテ・ティムール

日本唯一の在住チェチェン人で留学生のティムール・オズダミロフくん
(18)が新潟から久し振りに上京した。
彼自身が作った映画の上映のためだ。
(参照→ http://www.mmjp.or.jp/pole2/arekusei-naja.htm
(参照→ http://www.ne.jp/asahi/polepole/times/sosna/main.html#event1
新潟の彼の仲良しのギャル二人と、午後3時半頃我が大邸宅に到着した。
ティムールとは去年から、首都圏でもアゼルバイジャンでも何度となく
逢っているのだが、これまで、タイミング悪く、その作品は
観たことがなかった。
彼がバクーで使っていたコンピュータは二世代も三世代も遅れたものだし、
彼自身、どこかでコンピュータ操作や作品製作を学んだことすらない
弱冠17歳(当時)の子どもだし、アニメ作品といったって、
学生の自主制作作品によく見られるような、稚拙なものを想像していた。
ところが、名作「金色の雲は宿った」と並べて上映しても、
少しも遜色のない、立派なアニメ作品だったことに驚いてしまった。
戦火に翻弄された子どもたちの目で見た世界を描いているのだが、
何しろティムール自身がチェチェン戦争が始まった時点で8歳の子どもで、
作品に絵を提供している子どもたちとまったく同じ戦争体験を
共有している。
(参照→ http://groups.msn.com/NotChildrenStories/page7.msnw
おそらくそのせいで、彼の作品は「子どもの絵」ながら、
修辞を超えたリアリティがある。
劇場には施設のキャパを超えたおよそ観客150人がひしめき、
いすが足りなくて通路に座布団を敷いて鑑賞する客がいっぱいいた。
アニメ作家ティムール、まさにモテモテだ!

午前0時頃、ティムールと新潟ティムールギャルズ、ギャルギャルKちゃん、
元公安庁スパイのスパイ・ハンター野田敬生氏とで、大邸宅へ戻った。
我が家の3ギャルも加わって、6ギャル3ギャルソンで、深夜の焼き鳥宴会。
ティムールはギャルギャルにモテモテでウハウハであった。

今回、最終兵器・野田敬生氏が駆けつけてくださった効果は、
すぐに表れた。
(参照→ http://www.emaga.com/bn/new.cgi?xp010617
このロシアの二等書記官氏は、直接ティムールに話しかけて、
話を聞きだそうとしていた。
ロシア諜報機関当局も、ティムールにこれだけの日本人を惹き付ける力が
あることを知れば、当然危機感を強めるだろう。