激安アエロフロート

国際間の原油価格の高騰のせいで、世界的に航空券が値上がりしている
中で、私の激安仕事の支えとなっているアエロフロート・ロシア航空
だけが、ダイエーソフトバンク張りの価格破壊を展開している。
(参照→ http://www.aeroflot.ru/info.asp?ob_no=150
mixi経由で入っている情報では、モスクワで購入する
モスクワ⇔東京の往復券が299ドル、モスクワ⇔バンコク往復が250ドル。
エストニアで購入するタリン⇔モスクワ⇔成田が往復で4万円。
日本で買っても、アクロス池袋店では欧州・中東・北アフリカ便均一料金が
2ヶ月オープンフィクスで53000円だったし、やはりなにか
すごいことになっているような気がする。
OPECに加盟していない上、今や世界最大の石油輸出国となったロシアの
国家経済は原油価格の高止まりに支えられて好調なわけで、
アエロフロートが安いのはプーチンユコスを乗っ取ったおかげだったり
するのだろうか?

ちなみに、アエロフロートは最近、経営者がオルガリヒ(新興財閥)の
アブラモビッチから、秘密警察FSBのOBに替わった。
関係があるかどうかは知らない。
アブラモビッチの前の代、ベレゾフスキ経営時代のアエロフロート
安かった。
サービスは一時まともになって、日本人の客室乗務員を乗せたり、
エコノミークラスで比べるとエールフランスに負けない味の
機内食を出したりと、努力を見せるようになっていたが、
現在は再び、世界最低水準に戻った感がある。
預け荷物が盗難・略奪に遭うという報告は成田・モスクワ間では
あまり聞かなくなったが、モスクワ・東欧諸国間では相変わらずの
強盗列車ぶりだ。