期待してない

ロシアは今、グルジアの村々を占領し、オセット民兵とともに略奪を続けて
います。これに対して、グルジアと欧米諸国が、「ロシアはグルジアから撤退
せよ」と、呼びかけています。ロシアの野心は阻まれるべきだと思いますが、
ぼくは欧米社会の行動になんの期待も持っていません。なぜなら彼らは、
ロシアに対して結局、「チェチェンで人を殺すな」と、チェチェンの全人口の
4人に一人が死に絶えてすらいわなかったからです。もちろん、チェチェンでの
殺戮は今も続いていますし、むしろ周辺のイングーシやダゲスタンで状況は
さらにひどくなっています。
さあ、今もこいつらは「主権国家グルジアの領土的一体性」とやらを訴えて
います。結局、この人たちは人間の命はどうでもいいわけで、その点において
本来ロシアと仲良しクラブを構成すべきくだらねえ連中です。