水準の差
核戦争後の世界を描いた米国のTV映画“The Day After”は
(参照→ http://www.imdb.com/title/tt0085404/)
当時の冷戦下米国市民にとっては衝撃だったらしいが、
ナガサキの子だった私にはあまりにくだらなかった。
逆に私は、こんなものに驚いている米国人の意識水準の低さに
背筋が寒くなった。
ブッシュのお粗末さを描いたマイケル・ムーアのドキュメンタリー映画
“華氏911”は
(参照→ http://www.fahrenheit911.com/)
同様に、“アホでマヌケなアメリカ白人”
(参照→ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/476012277X/249-1945991-6043556)
のみなさまにとっては革新的な発見なのかもしれないが、
彼らと付き合わせ続けられてきた私たちイスラム教徒にとっては
すごい“アホでマヌケ”とそこそこ“アホでマヌケ”を
比べさせられるだけで、頭が痛くなるらしい。
そこそこの人たちは、すごい人たちのすごさを観て笑って、
自分がそこまですごくないことを確認して安心するらしい。
でも、見ないで文句をいうのもアレですから、一応観ておこうかな。
あ、私は親米なんですけどね。