楽勝のラマダン、不安のラマダン

ラマダンが始まって3日経過。
結論としては、フリーランスの身の上に、
東京のラマダンは恐るるに足らずである。
初めは、完全な昼夜逆転生活で乗り切るつもりだった。
そこまでしなくても、私が起きるのはここのところいつも昼過ぎだ。
低緯度の東京で、しかも冬のラマダン、日没は4時台だ。
起きてしばらくすれば、もうイフタール(ラマダン中の夕食)
の時間になっている。
問題は12月下旬のパレスティナで迎える
ラマダン後半かもしれない。
取材は基本的に日中だから、
昼過ぎに起きるわけにいかない。
イスラム世界の中でも世俗化されたパレスティナ
断食を守らないモスレムが多い中で、
一人食べずにいることの方が、難しいかもしれない。
村田さんの語る、パレスティナのモスレムの話を聞いて、
そう思った。