イード

用があって、青山の国連大学へいったら閉まっていた。
「イスラムの祝日につき休み」と書いてある。
そのイスラム教徒の私が休まずに来てるのに、どういうことだい？
国連というのは、なにしろ宗教による差別などがあってはならないから、
クリスマスを休みにしたければイスラムのイードも休みにせねば
ならないのだろうし、その際に「キリスト教徒は休み」とか、
「モスレムは休み」など、宗教によって区別してはならないのだろう。
しかし、だったら例えば、ゾロアスター教徒がゾロアスターの記念日に
休みたいと訴えた日にはどうするのだろう？

「イスラムの祝日」というのは、ラマダン明けのイード・ル・フィトルという
祭日のことだが、ぜんたい、今日が本当にイードであるかどうかは、
実は誰にも正確には分からない。
イードがいずれの日になるかは例年、それぞれの地方で肉眼で新月を観測し、
月が完全に見えないことを確認してから発表されるため、
その年と地方によって一日程度のズレがある。
日本では最大のモスク「東京ジャーミィ」は今日12月5日をイードとしたが、
それ以外のモスクでは明日12月6日をイードとしている。

国連大学の用事とは、実は締め切りがあって、
12月6日までに済ませなければいけないことになっているのだが、
明日は本当に開いているのかな？

表参道のオープンカフェでギャルとケーキを食べた。