給油が止まる

群馬県高崎市の3,990円のホテルの部屋からこれを書いています。
ぼくにとって、今日の選挙は、「これで、やっと、給油が止まる」ということ
です。民主党は、今年いっぱいまでインド洋上での米艦船への給油を続けて、
それから、給油活動からは撤収する、としています。
そうしたら、とりあえずぼくたちは、「日本はアフガニスタンで、米軍の戦争に
協力していない」と、いうことができるようになります。
今回の選挙でだれ一人、海外のどこかで続いている戦争のことなど、話題に
しませんでしたし、日本が世界でこれからどのように振る舞ってゆくのか、
マニフェストでも語りませんでしたけど、ぼくはきっと、もう一度
アフガニスタンへ行って、「日本はアフガン人に銃を向けない。以前と同じだ」
と、あっちのみんなに話そうと思います。
もっとも、日本が基本的に世界の中に置かれた自分たちの立ち位置を取り戻し
たとか、長い視点を持って経済構造の改革に手を付けたわけではなく、また
すぐに、迷走する自分の国の行動にハラハラさせられそうです。