横田さん

今日は日本大使館へ行って、アフガン人が日本のビザを取るのに必要な手続きなどをお聞きするついでに、領事にご挨拶して来ました。領事の野田さんはたいへん気さくな方で、安全に関わる現在のアフガニスタンの状況を詳しく説明してくださいました。
もう一つ嬉しかったのは、野田さんのおかげで、バーミヤンにいらっしゃる共同通信通信員の安田さんとお話しできたことです。安田さんとは98年にタジキスタンドゥシャンベでお会いして以来ですから、実に11年振りです。
さらに、さらに野田さんのおかげで嬉しかったことがありました。03年にバグダッドでお会いして以来だった横田徹さんと再会できたのです。
これはまったくの偶然で、ぼくが野田さんと10時にお会いする約束をしていたのですが、横田さんは11時に会う約束をしていて、面会室で鉢合わせたのでした。
チェチェンのグロズヌィで会った面々が、次はバグダッドで勢揃いする、なんてのは、戦争報道に関わる人たちの間ではよくあることですが、カブールでやっぱりこんなふうに、懐かしい人に再会することになるとは、きっとアッラーのイタズラです。
それで、嬉しくなって、横田さんに昼ご飯も晩ご飯も付き合っていただきました。しかも、散髪したかったぼくは、床屋さんまで付き合ってもらいました。
横田さんからアフガニスタンの取材の話を伺いましたが、いやはや、すご過ぎる。ものすごく、ものすごく、勉強になりました。