かいいの

昨日は長崎市のアマランスで「ガザ地区取材報告会」をさせていただきました。
80人ぐらい、来てくださいました。「ロシア 語られない戦争」も、持って
いった20冊全部売れました。よく考えると、この場で講演の予告を
やっていませんでした。やった気になってて、忘れてた。ごめんなさい。
講演の前には、NBC長崎放送と地元のタウン誌「ザ・ながさき」のインタヴュー
も受けました。ありがたや。
昨日は午前中に島原市の実家を出て、長崎市で昼食を食べたのですが、
講演の最中あたりから、全身に蕁麻疹が出て、いまだに痒くて仕方があり
ません。原因を考えてみたんですが、昼食に出たスープの中の牡蠣が
怪しかったかも。
食べものにあたって蕁麻疹に苦しんだのは、2000年のイングーシ取材中を
思い出します。あのときはチェチェン難民の家でご馳走になったバターが
酸化していたのが悪かったようです。のたうち回って全身の痒さに悶えていた
のに、チェチェン人の友人と来たら、「痒くて死んだやつぁいねえよ」と、
つれなかったので、ぼくはそのとき、彼を殺そうと決心しました。
痒くて死んだ人がいないなんて、嘘だと思います。地球上で年間1万人ぐらいは
きっと痒死にしているはず。