グルジアへ行こう!

イラク戦争のときはいろんなところから講演依頼をいただきまして、ぼくはその度に、「みんなイラクへいった方がいいよ」と、繰り返していました。ジャーナリストやNGOじゃなくても、旅行者でも、野次馬でも、なんでもいいから、という意味です。誘拐されるかも?首ちょんぱされるかも?外務省に「迷惑」かけるかも?いや、それでもいった方がいいです。最低100人ぐらいは殺される覚悟でないとね。だって、戦争に関与するとはそういうことでしょう。
実際のところ、イラクにほいほいいけというのは、現実的でなくなってしまいました。よほどの覚悟が必要です。
それから、トルコを観光旅行するのはお薦めしません。クルド独立派は、「あなたが支払う観光の代価が、クルド民族の抑圧に使われています。トルコへ観光に来ないで欲しい」と、訴えています。こういうのはよく考えた方がいい。
でも、グルジアならマヂでお薦めです。ここにはまだ、外国人を誘拐して首を切る習慣がそんなに一般化していません。それどころか、どこへいってもご馳走責め、ギャルもて責めにしてもらえます。ご飯がまずいところでご馳走責めは拷問ですし、好みでない女性にモテても辛いものですが、グルジアの食べ物はとっても美味しいし、美女だらけ、まさにギャルギャルです。すでに、欧州人の若い旅行者は殺到しています。数年前に比べて治安もよくなっていますし、年明けには日本大使館もできます。今がチャンスです。グルジアが戦争に頼らずに生きてゆけるようになるには、観光業の振興こそが有効です。たぶん。