日本最大の犯罪組織

ぼくがナイジェリアで「しょこたんボスケテ…」と、唸っている間に、
「日本警察がもっとも敵視する男」寺澤有氏がトクダネを放っていました。
すげー!すげー!

<これが現物だ>警察「裏ガネ」闇帳簿!−決定的証拠をついに入手
寺澤有/北海道警、釧路方面本部鉄道警察隊、裏金問題/ フラッシュ(2008/02/05)/頁:86
http://www.zasshi.com/zasshiheadline/flash.html

裏金というと、「またか!どこにもあるよ」という反応をする方が今では
いらっしゃるかも知れませんけど、警察の裏金というのは、官公庁の裏金とは
悪質さの度合いが違います。官公庁のものの多くは、予算運営の都合上
テキトーに処理したものだったりして、仕事のダメさ加減を表す程度ですが、
警察では組織を上げて幹部警察官への上納金としての裏金が作られ、全部
個人の懐へ消えます。実体は公金横領です。純然たる犯罪で、ドロボーです。

この国では犯罪組織が無力な庶民を取り締まっているのです。
ぼくのいた長崎もひどかったけど、メディアがまたそういう犯罪者を
増長させるからなあ。なんだか、御用聞きみたいなサツ周り記者
ばっかりでしたよ。ある先輩には、「サツカンと何回呑みにいったかで、
お前の値打ちが決まる」と、ご指導いただいたっけなあ。

今回の寺澤有氏の記事については、北海道のローカルメディアは後追い
取材をするのかなあ?アフリカに来る直前、長崎県警の幹部が
山口組直参暴力団の組長からたびたびワイロを受け続けていたという
ネタを書いたけど、長崎の記者は誰一人、追いかけてきませんでした。