お土産

昨日、東京からナイジェリア人役員O氏がラゴスへ到着。
日本からお土産を持ってきた中に、N氏の奥さまが持たせてくださった
ぼく用の食品がありました。ありがとうございます!
日本のインスタントラーメンでした。
ただ、今いる場所では自分で料理ができないので、次にアバカリキに
戻るまでは食べられそうもなく、それまでナイジェリア人が食べずに
取っておいてくれるかというと…
O役員は今朝、休暇を取って実家へ帰ってしまい、ぼくは安ホテルで月曜まで
待機することになったのですが、昼ご飯にF氏の家族が差し入れてくださった
インドミ状のモノはどうやら普段のインドミと違って、考えたくないが、
せっかくの貴重な差し入れはスープを全部捨てられた上、ゲル状の
下水煮込み麺に変貌してしまったものと…
無理矢理食べてみたものの、吐き気を抑えられず、かなり残してしまい
ました。
もったいない!もったいない!ああ、もったいない!
しかし、これに関わる誰ひとり、なんの悪意もなく、ただ親切なだけなの
です。
N氏の奥さまが持たせてくださったものの中には、キャンデーやチョコレート
といった日本のお菓子もありました。
これはF氏の子どもたちが大喜びでした。今頃、ベニンでO氏の子どもたちを
喜ばせているでしょう。なにしろ、ナイジェリアには美味しいお菓子という
ものが一切ありません。ときどきレストランでケーキを売ってるのを見掛け
ますが、紫色だとか、蛍光色だとか、凄まじい着色料のオンパレードで、
食べたらきっと死にます。値段もとてつもなく高い。
アバカリキで一度サンデーが市場からお茶請け用にビスケットを買
ですが、これが、飲み込むのも億劫な凄まじいシロモノで、
ナイジェリア人ですら手を出さず、未だにアバカリキ事務所の戸棚に
あります。
願わくば、子どもたちが日本の美味しいお菓子の味を覚えて、この大人たち
と違って、味の分かるオトナになってくれないもんかなあ…