なんでも大爆発

ナイジェリア南部でタンクローリー爆発、30人死亡(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080112i413.htm?from=main4
今日はタンクローリーが爆発。10日にはタンカーが爆発。先日はパイプライン
が大爆発。ポートハーコートの戦争はますます激しくなっているみたいです。

日本では政府がアフリカ支援を強化しようと動き出したようです。
昔、アフリカのどこへ行っても日本は人気者でした。ODAが至るところに
流れていたから。しかし、今のナイジェリアでは中国人や韓国人のプレゼンス
はどこにでもありますが、日本は皆無に近いみたい。
日本は電力などに関係する支援をナイジェリアで考えているみたいですが、
実際のところ、この国を少しでもまともにするにはどうすればいいのか
考えてみました。
この国には石油もガスも唸るほどありますが、ぼくは実際ガスに困り、
停電に困っています。実はこの国にはちゃんと鉄道が敷かれていますが、
列車は動いていません。英国だか中国人だかが線路を敷き、車輌も持って
きたのに、ナイジェリア人は動かすことができなかったのです。
この国に発電施設を持ってきたところで、ナイジェリア人は錆びさせる
だけでしょう。なんのかんのといいわけをいって、仕事をしなかった理由を
つけるでしょうが、成果は残さない。
そもそも、この腐り果てた政府に支援すること自体、ナイジェリア人を
ますます苦しめることにしかならず、紛争の解決にも結びつかないでしょう。
この国でできる支援があるとすれば、国際社会で使いものになる人間を
鍛え上げることではないかなあ?それには、普通にモノを与えても逆効果で、
考えられる支援としては国連が進めているOLPCプロジェクトなどが有効
なのでは?OLPCプロジェクトは国連が日本に協力を求めているそうですが、
なにしろ日本企業の利権に結びつきにくいから、政府は無視しているみたい。
OLPCとはOne Laptop per Child(すべての子どもにノートパソコンを)という
プロジェクトで、台湾メーカーが中心になって100-200ドルの超低価格
パソコンを生産し、先進国では2台分の値段で販売し、その収益によって
1台売れるごとに1台、途上国の子どもに寄付できるというものです。
ナイジェリア人は知能は高いといわれます。大学生が庭でヘリコプターを
作っちゃったり。ただ、そんな能力が現状、犯罪にしか活かされていない。
犯罪でなく、知的能力で世界に出て闘える力が彼らにあれば、この国を
救えるかも知れない。