革命家

トルコ国内で活動している某グループの活動家の友人と久しぶりに長話をしました。いろいろな意見と情報を交換しました。「早くまたトルコへおいで」と、いうので、「まずはアフリカ大陸を脱出しないと」と、答えると、「脱出するつもりが、途中でケニアに呼び寄せられてしまうんじゃないか」と、笑っていました。ケニアの大統領選挙後の争乱のことをいってるわけです。
自分の四方10メートル以内のことにしか関心を持たず、現状を変えようという努力を一切しないナイジェリア人たちと付き合っていると、彼らみたいな、本気で世界を変えてやろうと思っている居直りブレブレ人間たちが非常に魅力的で輝いて見えます。
思えば、海外でぼくが付き合ってきた人たちはみんなこういう、大それたことばっかり考えている人たちでした。本当はナイジェリア人みたいに、安定した自分の日常のことしか考えられない人の方が世界では多数派なんでしょうけど。なんだか、早く自分の本来の居場所へ戻らなければ、という気がしてきました。それには、ここの仕事をなんとかしないといけないわけですが。

まあ、ナイジェリアほどぐっちゃぐっちゃの国で依然日常の些事しか考えられないこの人たちは鈍すぎますけどね。