アバカリキへ帰還

初めて国内線の航空機に乗って、エヌグ経由でエボンイ州アバカリキへ戻ってきました。「Aero」という会社の便で料金は12,500ナイラ(11900円ぐらい)。国内線ターミナルはものすごくピカピカでしたが、案内がゼロ。表示もありません。突っ立っているスタッフに尋ねてゲートを探し当てるしかありません。
30分遅れ、一時間のフライトでしたが、機内では、ちゃんと飲み物と軽食のサービスがありました。軽食はツナサンドで、ナイジェリアなのに激辛でもなく、意外なほどまともでした。
エヌグへ着くと、一気に暑くなりました。港町のラゴスに比べて、内陸の各都市は一般に暑いです。エヌグの空港から市内へはタクシーしかなく、2000ナイラも取られました。空港と市内の交通手段がタクシーしかないのはラゴスも同じです。
おんぼろローカルバスにぎゅうぎゅう詰めにされて、アバカリキへ戻ってきて、いきなり激マズ飯の洗礼を受けました。事務所になんにもなかったので、サンデーとレストランに行ったのですが、サンデーたちの行きつけのこの店ときたら、店員はヤンキーみたいだし、料理のまずさといったら、どう料理すればこんなに不味くなるのか不思議です。同時に、アブジャラゴスと比べて、はっきりとアバカリキが際だって料理が不味いことに気付きました。アブジャではフレッシュサラダが食べられたし、フライドライスもまともな味でした。ラゴスにもいかがわしいSukiyakiだとかそれなりの選択肢がありますが、ド田舎のアバカリキでは、サンデーを筆頭に住民がやはり、毎食同じものしか食べようとしないのです。つまり、店側が選択肢を作っても意味がなく、売り上げに繋がらないということになります。飯が不味い理由は、住民がイナカモノで保守的かつ極端に変化を嫌うから。これが現時点での結論です。