まだ、よく分かってないものの

*ナイジェリア人はなぜか極端に喫煙率が低い。喫煙所も灰皿ない。ぼくにはありがたい。
*交通ルールはない。ホントはあるらしいが、取り締まりもないし、誰も守らない。当たり前のようにハイウェイを逆走してくるし、そもそも道路なんてないような気もする。
*テレビドラマは学芸会レベル。俳優も女優も芝居が大げさで大根ばかり。道往く人たちを見ると美人、美男はいるのに、なぜテレビに映っている人たちはみんなこんなに醜いのか?大方、メディアの職場が能力と関係なく特権階級に独占されているのだろう。日本の報道も同じだけど。
*でも、音楽の水準は高い気がする。ダサいドラマに品のいい主題歌がついてたりして、ギャップに悩む。日本でぼくはCrystal Kayなんかよく聴いていたんだけど、こっちではバックコーラスでも皆、あれぐらいの歌唱力があるような気がする。
*なによりもありがたいのは、公共の場所や交通機関などで、擦り切れたテープの音楽をスピーカー最大音量で鳴らしっぱなしにしたりしないこと。途上国でよくあるが、あれは音楽もゲージツも分からん民族の習慣だと思う。ナイジェリアは物質文明において未開でも、精神性は高い気がする。
*映画館も見掛けないし、ラゴス以外ではタクシーも走っていない。みんなどこで生活を楽しんでいるのだろう?
ラゴスは悪い意味でインドみたいでめちゃくちゃ。好きになれない。アブジャはピカピカで生活感皆無。地方にはなんにもない。どれも違う意味で「こんなところで暮らしたくない」と思ってしまう。幸せな人はどこ