au大っ嫌い

いつもSoftBankDoCoMoの悪口をいってるので、auWillcomのファンであるかの
ように、思われたりするんだけど、これらの会社はもっと嫌いだ。
なんとこの2社は、文字表示に関して国際規格のUTF-8に対応していない。
それ以前の問題として、世界中の携帯電話で共通の通信手段となっているSMS
(ショート メッセージング サービス)にさえ、これらは対応していない。
そのせいでどうなるかというと、ぼくみたいに年間の3分の1を国外で過ごす人間に
とっては、携帯宛にほぼ一切メールが送れないということになるのだ。
携帯アドレス宛に送ったメールはすべて文字化けしてしまう。
今も海外にいて、auの友人からせっかくメールをもらっても、返信メールがすべて
文字化けしてしまって、コミュニケーション不能な状況だ。
今回のモバイルナンバーポータビリティ制度によって、DoCoMoからauに移った人が
多いらしく、何人もの友人が、こちらからの連絡が取れなくなってしまった。
携帯電話は通信機器であって、有線・固定電話と違って、「いつでも、どこでも、誰とでも」
繋がれるということに意義があると思うのだが、日本の携帯はそもそも、国境を出たら
繋がらないだとか、国境の外とは繋がらないだとか、極端に「国家の枠」に縛られる。
これはつまり、この国家に「通信の自由」がないということだ。
世界から完全孤立した規格を押し通すauは、この「不自由な通信」を象徴するような
会社だから、ぼくは大嫌い。