スパイごっこの続き

グルジア警察に伝えた電話番号と異なった番号を取得して、
しれ〜っとパンキシ渓谷の猛者どもと連絡を取る。
場合によってはいったん、隣国に偽装出国し、場合によっては
しれ〜っと警察の脅しを無視して村に入る。

国境で私を手配するのには、コンピューターが使われていた。
この国にはまだコンピュータ化されていない国境がいくらでもある。
そこでも私を手配しているのかどうか、見に行くだけでもいいと思う。

パンキシ渓谷ではキスト人の二つの氏族が相争い、最近グルジア警察まで
入り乱れて撃ち合いが起きて、死人が出た。
それを理由に私の立ち入りを禁止しているというなら話も分かるが、
私以外の外国人は自由に出入りしているようだ。

昨日もグルジア秘密警察の対テロセンターとかいう部署の私服から電話があって、
マクドナルド前に呼び出された。
昨日どこへ行ったか、誰と話したか、今日どこへゆくのか、を一通り聞いてきて、
ものの5分で解放された。
怠惰なグルジアの役人にしてはあまりに勤勉な監視体制だ。
今日は、午後から電話を切っているせいもあるが、まだ連絡がない。

そんなことより早くちんちん復活しないかなあ。
まだ、強く触ると痛い。