遅い!

とうとう、美人の女医さんに処方してもらった抗生剤と鎮痛剤の錠剤が尽きてしまった。薬は尽きたのに、傷は快復していない。朝になって、薬局が開いたら買いに行こう。12日分ほど、ホテル代を溜めている。返済の為、両替をしておこう。100ユーロも替えておけばいいだろうか。

三回線も確保しておいた携帯電話だが、昨日から端末のひとつがダウンしている。もともと不具合が報告されているVodafone 902SHが何度試しても起動しないのだ。これにはTURKCELLのSIMを入れて、もっとも頻繁に使っていたのだが、TURKCELLは現在はThurayaの端末に挿している。結果、+90-536-8817992と090-9979-8189は現在もオンラインなのだが、ThurayaのSIMの番号+88216-333-41593がオフラインになっている。TURKCELLの電波が圏外になるときは、ThurayaのSIMに挿し替えて+88216-333-41593をオンラインにする予定だ。三回線も準備しておいて、本当によかった。

午前10時前、開店した薬局へがに股で駆け込んで、抗生剤と鎮痛剤の錠剤を購入した。23リラもした。薬代でトルコの医療費は膨れ上がってゆきそうだ。

数日前からのどの奥が痛んで、体がだるい。股間の傷と関係があるものやらないものやら。宿の宿泊者の中にものどの痛みを訴えているものがあった。「乾燥しているから」と話していた。それだけかな?どうも、弱点がある立場なので臆病になっている。

シャワーを浴びる際に、注意深くおちんちんに水を掛けて洗うのだが、直接指で触れないように、こすらないようにしていたのも関わらず、縫った傷口から血が滲み出てきた。処置から10日も経とうというのに、まだ塞がっていないのだ。なんだか気が滅入る。いつまでこんな不自由な状態が続くのだろう。