逆襲のジャミーラ

雨の中、電車に乗って最強ギャル・ジャミーラ高橋千代女史の新年会へ。
ジャミーラさん指導でアラブ料理を作ってみんなで味わう会だ。
本当は午前10時からだったのだけど、午後1時前に行った。
東長崎機関で一番悪い加藤健二郎氏が先に来ていて、
「おや、準備をサボって食べる時間だけ来るとは、
さぞかし大事な用があったんだね」と、おっしゃるので、
胸を張って、「その通りです」と、お答えした。
私には引き篭もりという重要な用事があるのだ。
イラク戦争前からバグダッド陥落後間もない時期までは、
ジャミーラさんには「人権団体」や「平和団体」の支援者が唸るほどいて、
人権派ジャーナリスト」たちにもいつも囲まれてたのだが、
ご本人の逮捕と同時にほとんどが離れていってしまった。
みんな日本の法律を守ることが大事ないい人たちなので、
法律を守らないジャミーラさんのような悪いやつとは絶交だそうだ。
そういえば私も、いろんないい人たちに絶交されたっけ。
アジアプレスとか、シバレイとかね。
法律を守らないということで、いろんな政府に追っ払われたっけ。
サダム政権とか、プーチン政権とかね。
日本の秘密警察は法律を守らない悪いジャミーラさんを
正義の味方となって懲らしめたが、同じように、ロシア秘密警察FSB
私を尋問するとき、「違法」という言葉を繰り返して懲らしめてくれた。
パンキシ渓谷のイスラム戦士たちが武装していることを「違法だ」。
国境を越えてチェチェンへ戻ろうとしていることを「違法だ」。
そして、FSBが村人を略奪・誘拐して殺害することや、
日本人記者を16日間拘束して恫喝することは「合法」なのだ。
だから、米軍や自衛隊イラクへ行くのも、もちろん「合法」だ。
チェチェンの悪いやつらといい、アフガニスタンの悪いやつらといい、
イラクの悪いやつらといい、所詮悪いやつらだから、しょうがないよねえ。

午後7時、新宿でギャルギャルGをチーズたっぷりピッツァ責め。