壊れた?

私はバサエフを個人的に知っている。
彼と話したのはわずか30分程度だが、彼の人間的な側面も見た。
東長崎機関加藤健二郎さんが一週間、包囲下のグロズヌィで
バサエフと生死を共にしたときの話も聞いていたから、
彼が怪物でも悪霊でもなく、切れば血を流し痛みを感じる人間だと
いうことも知っている。
その彼が、正常な人間にできると思えぬ非人道的な行為に
手を染めたことを知ってしまった。
彼は私たちのマイクに向かって、アッラーの意志に従って、
正々堂々と戦うと言い切ったではないか。
あのバサエフは、この10年の地獄の戦いの中で、壊れてしまったのか?

子どもを傷つけたり、殺したりすることは、
イスラムにおいてあまりにも大きな罪だ。
バサエフイスラムの名の下にそれを行ったとしたら、
彼こそイスラムをもっとも貶める背教者ではないか。
実際、人質の証言によると、学校占拠グループの何人かは
子どもを人質にすることに反対した結果、仲間に処刑された
というではないか。
まともなイスラム教徒ならば、処刑されることを選ぶだろう。
バサエフに正常な判断力が残っているとは信じがたい。

私が冷静になりきれずにいるところに、産経新聞の内藤泰朗記者が
実に冷静な記事を書いている。
(参照→ http://www.sankei.co.jp/news/morning/18int001.htm

私のウェブサイトはどうやら、サーバ管理者によって抹消されたらしい。
理由はわからない。
サーバ側は登録抹消の理由などについて答えないとしている。

仕方がないので、ミラーサイトをいくつも立ち上げた。
(参照→ http://18.tok2.com/sherko/
(参照→ http://f57.aaacafe.ne.jp/~sherko/
(参照→ http://www.geocities.jp/shamilsh/
(参照→ http://sherko.hp.infoseek.co.jp/
(参照→ http://sherko.go.cc/