SPA!座談会

しまったあ!!!
武田徹さんの写真を撮らせていただくのを忘れてた!
(参照→ http://homepage3.nifty.com/ttakeda/
東長崎機関のネタ用に。

不覚。

午後4時から渋谷のホテルで週刊SPA!(扶桑社)の誌上座談会にお呼ばれ。
(参照→ http://spa.fusosha.co.jp/
テーマはイラク囚人虐待問題をめぐる報道のあれこれについて。
参加は武田徹さんと田中宇さん。
(参照→ http://tanakanews.com/
18日火曜日発売号に掲載予定。

以前、ロフトプラスワンで田中う〜さんとご一緒したとき、
司会役の一水会鈴木邦夫氏が一人で喋っていて、
う〜さんはあんまり喋らせてもらえていなかった。
それが、今日のう〜さんは絶好調だったらしく、
マシンガントーク状態だった。
一方の武田さんは司会進行に徹して、
あんまりご自分の意見を述べられなかった。
ロフトプラスワンでは、観客席からも、「もっとう〜さんの話を聞きたい」
と声が上がったし、私もそう思ったのだけれど、
今日は武田さんの話をもっと聞きたいなあと思ってしまった。
おそらく、SPA!の原稿になる時点で、今日の話を踏まえた
武田さんの意見が読めることになるだろう。
楽しみだ。

私は喋るのがすごく苦手だという意識がある。
今日も、大事なポイントを指摘するのを忘れていたことに
あとから思い至って後悔した。
米国のメディアが現在どのような状況に陥っているかを
イラク人虐待事件を通して見極めようとする話題の中で、
今回の混乱が、アブグレイブ以前にファルージャがあり、
その前にサドルグループとの対決があり、
そのきっかけはサドル師の新聞に対する米軍の発禁措置だったことを、
指摘すべきだった。

つまり、騒乱の発端は他でもない、米国がその支配領域で
報道の自由を制限したことにあったわけで、
米国のジャーナリズムの閉塞こそが直接、
米国を自滅の道に駆り立てているといっていいわけだ。
これは自主規制を行わないアルジャジーラなどの報道姿勢と、
積極的な自主規制を行う米国メディアの報道姿勢の
性格の違いにも関わってくる。
つまり、公益、国益に反する(と米国人が考える)集団の主張は
そのまま報道すべきでないと考える報道倫理か、
民主主義を否定する主張も自由に主張できるのが民主主義であり、
あるべき報道とする倫理観かという問題だ。

他にもあとからあとから、あの時こういうべきだった
という後悔が出てきた。