大先輩

村田信一さんと広河隆一さんがお粗末なコメントを出している。
(参照→ http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040418i301.htm
正直、あの広河さんがここまでばかげたことを
本気で言うだろうかと疑った。
これは真意を曲げられて読売記者に騙されでもしたのかな?
お二人の最近の作品、バグダッドブルーとDAYS JAPANの内容のお粗末さに
失望したところなので、最近の彼らは魂をダメ集団に
激安出血大サービスされているのかな、とも思った。

私も朝日新聞から、今回のジャーナリストの
取材のあり方についてコメントを求められ、
「取材がうまくゆくかどうかは別として、
ファルージャを取材しようともしないメディアは、
その時点で到底望みがないからすべて転職すべきだ」と、お答えした。
朝日新聞、掲載する勇気ないだろうなあ。

広河さんと村田さんのコメントが、もしも本心から言ったことなら、
そういう批判は安田くん程度に危険に怯まない取材をして、
その実績を世間にみせてからいうべきことだろう。
特に村田さんからは最近、「ウェブサイトで私の名前を出すな」と
抗議されたことを思い出す。
「プロ」のジャーナリストであれば、それは準公人であるから、
実名表記は是が非でも必要だ。
以前、山本美香氏と佐藤和孝氏、アジアプレス野中章弘氏も
同じような抗議をしてきたことがある。
プレスツアー専門の取材者で、経済的に売れている方でも
仕事内容はプロとは言いがたい方の場合は
実質プロではないから仕方がないと思う。
そうでないのなら、抗議してくること自体はけっこう。
内容に反論するならいざ知らず、「名前を出すな」とは、
聞いてるこっちが赤面してしまう。

雲の上にいらっしゃった大先輩の皆さんが、
最近勝手に雲の台座からはるか下界に降りてゆかれて、
後輩としては目標を見失って大変困っている。
マチュアに戻るとおっしゃるなら、匿名にして差し上げましょう。
そうでないなら、ウェブ上でもいいから読売に訂正を求めて、
真意を説明した方がいいと思いますよ。

とかなんとか、偉そうにいってる端から、
私自身がネット上で実名名指しでご批判を受けた。
(参照→ http://www.geocities.co.jp/SweetHome-Brick/3020/2004_4.html
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…