解禁

朝日新聞が、安田くん誘拐グループはワッハーブ派ではないか、
などと書いたこともあって、もうダメかと思っていた。
しかし、その朝日の記事内容を聞いた直後に、解放の報せを受けた。

今回、安田くんはもう死ぬかもしれない、いや、きっと死ぬ、
ビデオに撮られながら首ちょんぱになるのだとばかり思っていたので、
メディアの取材に対して、彼のいいところしか証言できなかった。
歯がぐらぐら浮いてくるのを押えながら、
彼を報道記者の鑑のように語り倒した。
ホントは彼の悪事すべてを暴露したいにもかかわらず、
我慢に我慢を重ねて自制していたのだ。

もう、そんな我慢はしなくていい。

にやり…