雪中ドライブ

ホテルの窓から見た佐世保市は一面の吹雪で、
どうやって帰ろうかと途方に暮れた。
夕べ、ホテルの電話でインターネットに接続したのが、
チェック・アウトの際にずいぶん高く請求された。

ゆっくり運転して、途中チェーンを買おうと考えていたけど、
走り出してみると道路上の雪はすでにシャーベット状になっていて、
モスクワの雪などに慣れている私には
スリップの心配がないことがよく分かった。

雪はなおも激しく降り、走行中の私の車の屋根に
大きな白い帽子を作ったけれど、
運転そのものにはまるで支障がなかった。

高速道路を避けたので、午後1時頃島原市の自宅へ着いた。
午後4時頃、松岡病院へ。
アバラ骨折の疑い濃厚なので、レントゲンを撮ってもらい、血液検査も。
結果は何も出なかった。
損傷しているのは肋軟骨なので、画像に映らないのだ。
それでも、湿布などの薬を処方してもらい。
その足で仕事を終えた父を迎えに行く。

午後7時、両親が懇意にしている数人と天麩羅「匠月」で食事会。
帰宅後、タマ、ゴンタ、カトリをおなかに乗せて就寝。