楽園

アッラーは楽園にあるさまざまなよいものの一部を
地上にもサンプル用に用意して、人間が楽園での生活のほんのサワリでも
想像できるように整えたのだそうだ。
それによって人類が楽園に入る意欲を掻き立てるようにと。

つまり、美味しい果物は、楽園で与えられる食物の
美味しさの一部を体験できるようになっており、
美しい音楽は、楽園に流れる調べの美しさの一部を垣間見せるものだ。

今日、それがよく分かった。
楽園で私たちは、フーリーという絶世の美ギャルギャルに囲まれて、
この上ないくらいにウハウハのふにゃふにゃになって暮らすのだそうだ。

午後3時過ぎ、上京したいずみん☆とありーさと
韓国ギャルさんひ♪に囲まれて、東長崎ガストで私は
この上ないくらいにふにゃふにゃになっていた。
加藤健二郎総裁もカトギャル花能を放っぽってふにゃふにゃになっていた。
うんぺー西牟田靖ときたら、今まで見たこともないほど嬉しそうで、
興奮して夢中で喋りまくっていた。
素浪人氏からうんぺーにせっかく電話が掛かってきたというのに、
「来ない方がいいですよ」といって追い払ってしまっていた。
桜木武史くんとままラドバン村上和巳が仕事で来れなかったのは
まったくもって痛ましい事態であった。

午後8時、いずみん☆とさんひ♪には次の予定があるので新宿へ。
私はありーさを新宿のサイバーカフェへ送ってついていった。
いずみん☆たちと別れて、ありーさとチャンパーのタイ料理で
夕食を取っていたら、携帯が鳴った。
いずみん☆が逢う予定だった友人は体調を壊して帰宅してしまい、
いずみん☆とさんひ♪の二人は連休中日の新宿で
ヒマを持て余す状況になってしまったそうだ。

さんひ♪の希望で、3ギャル1ギャルソンの夢のようなシチュエーションで
カラオケ屋さんにゆく。
さんひ♪のBoAに酔い痴れ、いずみん☆のプッチモニに萌えまくり、
ついに箍が外れた私は聖飢魔?の「蝋人形の館」と
筋肉少女帯の「暴いておやりよドルバッキー」に走った。
ありーさは「私は音痴だ」といって照れまくっていたが、
歌わせてみると全然そんなことはないのであった。
終電まで歌いまくって、ふにゃふにゃのまま、午前1時前、帰宅。
幸福とはこのようなことをいうのではないかなあ。