同業者(その1)

朝から大手町へ。
東長崎機関の小出淳二さんと落ち合って喫茶店へ。
長々と借りっぱなしになっていたビデオカメラSony VX-1000を返却する。
小出さんに会ったのは久し振りだが全然変わっていなかった。
相変わらずカッコいい。
旧ソ連旅行の話をした。

午後5時前、新宿で桜木武史くんと待ち合わせ。
(参照→ http://page.freett.com/chikochan/
去年だったか、桜木くんとメール交換をしたことはあったが、
会うのは初めてだ。
斜に構えたような若者を想像していたら、ものすごく愛想のいい、
いつも歯を見せて笑っているという青年だった。

「東京一週間」という雑誌(参照→ http://www.web1week.com/tokyo/
で見つけておいた、西武新宿駅そばの焼肉・ホルモン焼きの店へ連行する。
幸永という超有名店らしいのだが、
(参照→ http://gourmet.zubapita.com/item/400/i17084224/
10月10日までの10日間だけ、「東京一週間」の読者だけ
午後5時から先着20人限定で、1980円で食べ放題になる。
私たちは前から8人目に並ぶことができ、
20人の先着グループに何とか入ることができた。
ビンボーな私はビンボーな割にはよく焼肉やしゃぶしゃぶを食べるのだが、
いつもの950円ぐらいの安い食べ放題焼肉と違って、
普段なら高級店という幸永の焼肉は強烈に猛烈にうまかった。
二人で15000円分くらい食べたと思う。
「極ホルモン」夢に出そうだ。
ビンボーでも工夫すれば豊かな生活ができるのだなあ。

おなかいっぱいになってから、ドトールコーヒー
桜木くんの写真を見せてもらう。
桜木くんは「おれは写真はへたくそで、文章を書く方がいいんです」
と控えめな態度なのだが、見せてもらった写真を見て驚いた。
うまい…
それに、カシミールにこれほど迫真に迫った写真を初めて見た。
活動中のカシミールゲリラも撮れているし、
インド軍の掃討作戦も戦闘の経過を追って
詳細に分かりやすく撮れているし、
殺害されたゲリラの眼を覆いたくなるような凄惨な写真も、
インド軍にレイプされた若い女性も、拷問を受けて殺された市民も、
立ち上がった市民たちの集会も、その怒りと絶望の表情も…
(その2へ)