勉強:世界の鍵としてのタナトス

タナトスって戦場の人たちと、都会の引き籠もりに共通する
大事なキーワードの一つになりそうだから。
それに、黙示録のこの時代にも。

タナトスはエロスと共に、人間を理解する最も重要なファクターであると
予想されるにも拘わらず、今日に至るまで、それが実在するのか否かすら、
議論が分かれたままだ。

フロイトは極端な無神論者だったが、
ユングの思想にはどこか、神秘主義めいたものがある。
オカルトにはまっていたという話も聞いたことがある。
チェチェンのハジムリズム(スーフィの思想)に重なるものさえある。
フロイトは自らの提唱した「無意識」をあくまで個人的なものと考え、
その正体は性にあると考えた。
ユングは生き物全体に共通する「生命エネルギー」のようなものを考え、
深層意識には個体を超える部分があると、東洋思想めいた予言をした。

エロスとアガペー
エロスとタナトス
タナトスはある段階でアガペーに変容。
いや、アガペーこそがある段階でタナトスに変容。

やっぱり、勉強が必要だ。
詳しい方、どうか無知な私に教えてください。