テロリズムのすすめ♪

米国やロシアといった情報統制の国家に対して、破壊工作を仕掛けよう♪
911はいい機会だった。
米国や日本にジャーナリズムなんてものが
ずっと前からなかったことを露呈してくれた。
米国にも日本にも、報道機関を規制できる法律はない。
それでもメディアはことごとく、なんの抵抗もないどころか、
あっさりと自発的に大本営発表の宣伝機関のお役目を引き受け、
虚偽の情報を世界中に垂れ流し、殺戮と戦争協力の最大の功労者の名誉を受けた。
政府が実力で報道機関を統制下に置いたロシアを私たちは笑えない。
政府が実力を行使せずとも、私たちの新聞とテレビは無能をさらけ出した。

メディアの会社員記者には能力的に不可能でも、
解き放たれた魂を持った勇敢なフリーランスには、
情報統制を取材力で破壊する力がある。
東長崎機関のエージェントはイラク、ロシア、北朝鮮など、
多数の「情報統制国家」へ密入国で取材を敢行、発表した実績がある。
密入国でなくとも、彼らに取材規制の実力突破はお家芸だ。
私たちは悪いヤツらの集団だから、違法行為はやればやるほど誉められる。
悪党が悪いことして何が悪い?
悪いヤツらに対して悪いことをするのは、正義の行いだ!

そういえば、毎日新聞によると、私はグルジアにまで
「非合法に渡った」実績があるらしい。
そんな武勇談があったとは、実行した本人も知らなかった。
誉めすぎというものだが、
これが毎日新聞会社員の取材力の実態なのだから仕方がない。

去年9月、常岡がチェチェンに向かったまま行方不明、
と各メディアが(嘘を)伝えたとき、
ロシアのヤストルジェムスキー大統領報道官は私を名指しで非難した。
私はムネヲくんのお友達でもロシアのスパイでもないので、
これを聞いて思わず嬉しくなってしまった。

2月15日付の講談社フライデーが
「春になったら今度こそチェチェンへ入る」
という私の言葉を明記してくれたのは本当にありがたかった。
これはロシア情報統制当局に対するテロ宣言だ。
グルジア政府は私の口を塞ごうと策をめぐらせたが、
チェチェンの友人と優秀な日本外務省のスタッフは
いくらなんでもグルジアごときの悪巧みには屈しなかった。
プーチンくん、シュワルナゼくん、お気の毒だが私は全然へたばっていない。
私を止めたかったら、消すしかないし、
私を消したところで、あとに優秀なフリーランスが続いて、
君たちの息の根を止めるだろう。