米国は報復戦争など行っていない

911に関して、「報復しないのが真の勇気」といったのは坂本龍一さんだったか。
「報復する資格はない」といったのはチョムスキーだったか。
米国に勇気を求めても仕方がないが、報復する権利は確かにある。
キリスト教の教義上は認められていないはずだが、
国際的な慣習では実行されてきたし、
アッラーもその権利はあると教えている。
(権利を認めた上で、「報復しないのは真の勇気」とアッラーも教えている)
しかし、米国は911の報復などしてはいない。
911の報復は911の実行犯と首謀者に対して行わねばならない。
しかし、米国政府は911事件の捜査を事実上中止してしまった。
そして、関係のない人たちを殺戮している。
ある人たちは「911では罪のない女子どもも殺された。
だから市民がその報復の巻き添えになるのもテロリストの責任だ」
といっている。
櫻井よしこ氏あたりの知能水準ではそのような理論が成立するらしい。
だったら、既にロシア軍に友人を多数殺された私は、
ロシアの市民を無差別に殺害する権利が生じる。
どうやらアフガニスタン人の友人も、米軍の犠牲になったらしい。
だとすると私は米国市民を無差別に殺してもいいということになる。
坂本龍一さんが指摘し、櫻井よしこ氏が嘲笑う「暴力の連鎖」というものだ。
しかし、私はそうは思わない。
私には報復の権利がある。
しかし、それは行為の実行責任者に対するもので、
ここではプーチンくんと小ブッシュくんのことだ。
私には彼らを殺害する権利があり、その権利を現在保留している。
同様に彼らにも911の首謀者を殺害する権利を認めるから、
早く首謀者を見つけだして欲しい。
どうもそれは米国の内部や親しい友人である可能性が指摘され始めたけれども、
グローバルスタンダードに基づいて、ダブルスタンダードなんかよして、
きっちりと報復してやって欲しい。