なんと、帰国して間もなく2週間ではないか。再出国3日前ではないか。2ヶ月間日本を空けて戻ったのに、今回全然ギャル飯もギャル鍋も食べていない。もちろん、ギャル見花見もできなかった。国境なき医師団ギャルのＩさんと先週お茶を飲んだだけだ。こんなはず…

バグダッドで私は写真家の村田信一さんにいった。「パレスチナホテルは危ないですよ。 だってバース党幹部も情報省幹部も全員泊まってるんですから。 ほら、あの建物の側面にトマホークが二本、 斜めに突き刺さってるのが見えるようじゃありませんか」いった…

「一番安全」とされたパレスチナホテルでは、戦火の市民の苦境を垣間見ることも実際にはできなかった。外国人が市民と自由に接触することは、サダム政府が何よりも嫌い、恐れたことだったからだ。それができたのは、情報省の監視を受けない「人間の盾」と、…