リトビネンコ追悼企画(その1)

■ アレクサンドル・リトビネンコ追悼ビデオ上映+討論会
  〜リトビネンコの想い出と、チェチェン コーカサスの今〜

 グローバル・テロ 国家テロ そしてローカル・レジスタンス

・ 最新情報: ポリトコフスカヤ・リトビネンコ殺害の構図
・ 激動するコーカサスと民衆の団結 イスラーム聖戦(ジハード)か、民族解
放闘争か?

 2006年、ロシアの女性ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤがモスクワ
で暗殺された1ヵ月後、ロンドンでロシア、プーチン政権のコーカサスにおける
悪事を鋭く告発していた元FSB(ロシア連邦保安庁)将校、アレクサンドル・
リトビネンコが放射性の毒物を盛られ、3週間の壮絶な闘病の末、4年前の11月23
日、ついに死亡しました。リトビネンコが指摘していたようにロシアでは、ポリ
トコフスカヤ、リトビネンコ以前にも、多くの政治家、人権活動家、ジャーナリ
ストなどが暗殺されてきました。そしてポリトコフスカヤ、リトビネンコ以後も
状況はますます悪化し、ロシアでもチェチェンでも、次々とジャーナリスト、人
権活動家、そして罪のない市民が誘拐され、殺害されています。そこから浮かび
あがるのは、民衆を恐怖させて支配しようとする国家のテロリズムです。その国
家のテロリズムを告発する中で、アンナ・ポリトコフスカヤや、アレクサンド
ル・リトビネンコは、暗殺されました。チェチェン連絡会議による、10月3日の
映画『アンナへの手紙』上映会に続き、同一会場で、テレビドキュメンタリー
「追悼!アレクサンドル・リトビネンコ」を上映し、リトビネンコの友人たちが
推理した、ポリトコフスカヤ・リトビネンコ連続暗殺事件の構図分析の最新情報
を紹介します。(その2へ)