プーチンをタイーホ!

日本では一時期、「死刑制度の是非」が盛んに議論されていました。アジア
プレスの綿井くんらもそれに夢中になってるみたいでした。ぼくとしては、
「死刑」をどうすべきかよりも、もっと根本的な、「法」、「法治国家」が
日本にあるのかどうかをしっかり議論すべきだったんじゃないのかな、と
感じていました。三権分立が機能していないことは明らかですけど、そもそも、
日本の法って、法なのかな?お為ごかしの上に表面だけ美しく取り繕っても
すぐにぼろが出ちゃうよ。
たとえば、イスラエルは死刑を廃止しています。ロシアは死刑は制度としては
残っているけど、実施されていません。それって、すばらしいの?
イスラエルはつい最近も1,400人ほど、裁判も法的根拠も個別の理由もなく、
まとめてパレスチナ人を殺戮しましたし、ロシアときたら、気に入らない人は
ガンガン暗殺しちゃうし、チェチェン人は20万人、無差別にジェノサイドの
憂き目にあいました。こういったところの「死刑廃止」って、お為ごかし
以外のなにものでもないでしょ。
大事なことは死刑制度がどうの、という前に、どんな権威や軍事力・暴力や
経済的優位にも揺るがない、人類の生存の道に基づく法を確立した
プーチンを逮捕」できる世の中をこの地球上に実現することじゃないか?
(↓参考)
http://d.hatena.ne.jp/chechen/20090510/1241961878