欧州逡巡

ロンドンのスタンステッド空港で一泊野宿して、ライアンエアーでイタリアに
到着したところで、「国際テロ僧」として知られる寺澤潤世上人からメールを
いただきました。上人はインドにいらっしゃるみたい。
「ウィーンでチェチェンの人たちが『カフカス連合』の集会をやります。
せっかくだからいってきてください」
野宿のあとでグダグダにくたびれていたぼくは、ウィーンへの移動を検討した
ものの、安い切符は取れそうになかったので、行きませんでした。
もっと早くお知らせしてくれてれば、安い切符も取れただろうに、無理だよ。
それに、知り合いもいないみたいだし、国際会議を取材するにはぼくの
ロシア語は怪しすぎます。ドイツ語に至っては一言も分からない。英語を喋る
チェチェン人なんてぼくは会ったこともない。上人ご自身は来ないみたいだし。
あーあ。でも、行った方がよかったのかなあ?