フランス・ギャル&インドネシア人

やばいよ。左の背中が大きく腫れ上がっています。昨日、パレスチナ地下組織のアジトにお邪魔して、しばらく腰掛けて話し込んでいたら、いつの間にか、南京虫なのか、他の害虫なのか、なにかに刺されたようなあとができて、痛痒くて仕方がありません。
こちらで泊まっている宿は一泊40ポンド(650円ぐらい)ですが、山口さんが去ったので、明日からはもっと安いところへ移ります。すると、また、南京虫が心配だなあ。
このホテルは熱いシャワーが浴びられるのが嬉しいものの、シャワーの水がなんだか臭って、水質のせいか頭を洗ったあと、髪の毛がゴワゴワになります。
昨日は、インドネシアの医療支援グループらしい三人組と路上で話しました。「ほんの10日前までジョグジャカルタにいたんですよ」と、話題を向けたところ、「え?まさか、君はハサン中田考教授と一緒にいた人かい?」と、どんぴしゃに訊ねられました。なんつうことか、お医者さんの奥さまが、私たちが出た国際会議でスピーチされたのだそうです。と、いうことは、あの方か!インドネシアのドクターと、「これはアッラーの奇跡ですよ」「地球はなんと狭いんだ」と、盛り上がりました。ドクターは解放党のユサント氏のことも、彼がスーダンへ向かったことも知っていました。
山口さんを見送っていったバスターミナルには、かわいい白人のギャルギャルがいたので、条件反射的に声を掛けました。ギャルのマリオンはおフランス人で、本職はカイロのフランス大使館の職員ですが、アルバイトでジャーナリストになって、アリーシュへやってきたということでした。やっぱ、おフランス、楽しそうだなあと思いました。