アフガン人に勝てる(ry…さらに続報

今これNokia端末からなんでリンクが貼れないんですが、国連代表に続いて、アフガニスタンの米国かいらい政府副大統領もまたタリバンとの交渉を明言したそうです。毎日新聞・春日記者の単独インタヴューです。
文化放送「ソコダイジナトコ」でぼくの電話リポート直前に、上杉隆さんと吉田照美さんが掛け合いをしている生放送の音声が電話越しに聞こえていました。それで、日本政府のアフガニスタンに関する政策論争についての上杉さんの解説を図らずもお聞きすることができました。
曰く、麻生ら自民はテロ特措法の延長によって、海上給油の再会を目指しているけど、小沢ら民主は国連中心主義を掲げ、ISAFへの参加によってアフガニスタン国土での活動を目指している。
小沢は未だにそんなことをいってるのね。以前、そういうくだを巻いていたことは知ってるけど、状況が見えてないんじゃないか。
911直前まで、日本政府はアフガニスタンに関しては米国と距離を置き、マスード派とタリバンの和平交渉の実現を目指して尽力していました。多くの国が片一方に肩入れして内戦を煽っていた中、ただ一国、和平への努力を続けていたのです。
しかし、911後の米国のアフガニスタン侵攻と、日本政府に対する「Show the Flag(どっちの味方かはっきりしろ)」というドウ喝によって、この政策は消し飛びました。
今、ようやく、紛争の直接の当事者らによって再び、交渉の必要性が訴えられています。サウジアラビアが仲介するなんて、いってますが、ここでこそ、日本政府と外務省は、一旦切れてしまったタリバンとのパイプを繋ぎ直して、交渉の実現に動けばいいんじゃん。サウジみたいな非常識極まりないむちゃくちゃな国に、こういうギリギリの理性と理性の駆け引きを求められる交渉を任せるべきではありません。それとも、日本のモラルと常識はサウジ以下なんですかね?イラク人質のときの酷い仕事を見ると、情報もパイプも現地に関する知識も、なにも持っていないことを露呈していたわけですが。ああいう無能な有象無象じゃなくて、日本には大島賢三みたいな人もいるわけじゃん。