道草計画

今回の取材はできれば10月上旬に終わらせて、中旬までには東京へ帰りたいと考えているところですが、実はぼくの帰国便の切符は10月末に予約が入っています。
仕事が終わり次第、バクーへ移動して、ウズベキスタン航空の事務所でできるだけ早い便に変更して、それで帰ろうというのが当初の計画でした。
ところが、さっき調べたら、バクーで一番安い宿でも2500円もすると分かりました。3年前は4ドルで泊まったのに!
もし、バクーへ移動したあとで、帰国便がすぐに取れず、何日も待たされる羽目にでもなったら、想定外の出費を余儀なくされます。それに、バクーってはっきりいって、トビリシあたりに比べると無味乾燥なつまんない街です。それくらいなら、切符が生きている限り、どこか物価の安い地域へでも旅行して時間を使う方が有効かなあ、などと考え始めました。例えば、グルジアの隣のアルメニアなら、一泊5〜6ドルで泊まれるみたいです。アルメニア行ったことないし、これを機会に足を伸ばしておくのも悪くないかなあ。あるいは、イスタンブル行きのバスならここから片道40ドルで済みます。イスタンブルからはブルガリアルーマニア、はてはモルドバあたりまでもすぐそこです。方向を変えて、トルコのトラブゾンアンカラから、シリア、ヨルダン方面へ動いて、旧友を訪ねるのもいいかも?もっと思い切って、ポチから船に乗ってウクライナへ行くという手もあります。
今のところ、まだ、ああでもない、こうでもない、と考え中です。どうしよう?