サービスサービス

初日はヒンカリ。翌日はハルチョ。三日目はビーフストロガノフをご馳走に
なり、今日はオーストリーシャシリクとチャシュシュリ。
毎日、美味しいものばかり食べて過ごしています。でも、仕事もそれなりに
しています。
4000円ぐらいかけて、日本に書類を送りました。明日から取材の核心部分に
入る予定で、今日は英国のチャンドラー氏にレクチュアも受けたし、昨日の
うちに地図もガイドブックも買っておきました。
この日記はロシアのFSBが一生懸命翻訳して読んでいるのだそうです。
いつもギャルの話やご飯の話ばっかりして、申し訳ないなあと思います。
せっかくですから、たまにはリップサービスをいたしましょう。
ぼくはオセット人やアブハズ人が独立を求めることを当然なことだと考えて
います。誰にでも自分で自分の運命を決める権利があると思います。
チェチェン人やクルド人に独立する権利があって、アブハズ人にはない、
なんていうつもりはありませんし、それに大国の利害なんて知ったことか、
というスタンスです。
ただし、全人口の17パーセントしかいないアブハズ人だけが希望を叶えて、
残る大多数の人口が家も財産も失って難民化してしまうのは、そこで誰かが
おかしな活動をしているせいじゃないかな、と疑ってみたりします。