ジャングルブック

今日はクロスリバー州カラバから、ジャングルの中の未開地域へ分け入りました。昨日通ったエボンイ州の僻地ではぼくらはアフリカの稲作風景を観ることができましたが、今日は油椰子を栽培する人たちの生活をかいま見ることができました。旅行者でも、ジャーナリストでも入れないであろうところに、バイトのおかげで訪問できることはありがたいことです。
ただし、私がビジネスマンの立場でこうした地域に入れるように、旅行者もジャーナリストも来ないこの地域に、中国や欧米のビジネスマンたちは当たり前のように出入りしているそうです。日本企業では間違いなくぼくらだけです。
今朝は蜂鳥らしい美しい小鳥を見掛けました。雀よりも小さな、尖った嘴を持った鳥で、花から花へ飛び回って、蜜を吸っていました。
村人が街道に出て、仕留めたブッシュラビットを売っているのも見掛けました。前回は北部でグラスコッターという獣の焼き肉を売っているのを見ました。グラスコッターはハリネズミヤマアラシの類だそうで、全身に鋭い針状の刺が生えた動物だそうです。
今度、売っていたら食べてみようと思います。怖いけど。