予言

宇多田ヒカルといえば映画「キャシャーン」の主題歌を歌っていましたが、先ほど新造人間ワターンこと革命家ワリード・ワターン師からSMSをいただきました。
「おまへはもう、マラリアに感染している」
極めて不吉な予言です。まるでケンシロウの決め台詞です。しかし、東南アジアのジャングルで長く闘ってきたワターンにはそれはよく分かるのです。もう、間違いありません。死亡宣告です。
さっそく、ワターン師にお礼のメールを書きましたが、さらに不吉なことにパソコンがフリーズし、書き上げたメールは送信直前に消えてしまいました。面倒くさいので書き直していません。
ところで、さらにさらに不吉なことに、ガスが完全になくなってしまいました。ガス店に毎日通っているけど、品切れのままなのです。なんちゅう国だ。
Jくんは「今夜の晩ご飯が作れないよ。外から買ってこようか」と、提案しましたが、ぼくは大急ぎで首を振って、「いいよいいよ。パン囓ってるから大丈夫」と、答えました。
本当は毎日のゲル状物体よりもバタ付きパンの方がずっとうまいので、ひそかに嬉しかったのですが、心から残念そうな顔をしているJくんに本当のことはいえませんでした。
ガスはひょっとしたら明日、買えるかも知れませんが、ぼくは潜伏期間が過ぎ次第マラリアで死んでゆく運命です。みなさん今までありがとうございました。ごきげんよう