無法の国

ジャーナリスト寺澤有さんからのメールで、山岡俊介さんの自宅が放火されたことを知る。二人は武富士による盗聴事件を巡って、この悪徳企業を倒産寸前にまで追い込んだ張本人だ。日本は警察とサラ金暴力団が癒着して、不景気に喘ぐ市民の生き血をすすっているという、21世紀では珍しい無法国家だ。
一昨年、ロンドンに亡命中のチェチェンの文化相アフメド・ザカエフ氏と、元ロシア秘密警察幹部アレクサンドル・リトビネンコ氏にインタヴューしたが、私が二人の話をいくつかのメディアで発表したあと、二人の自宅が同時に放火された。その時私はロシアという国家の無法振りにたまげたが、無法はロシアだけではなかったのだ。

今朝は18日の処置の日以来初めて、パンツを履いてみた。これまでずっと、ノーパンに引き下げたジャージという下半身の装いだったのだ。痛くはないが、パンツの布が傷口に触れっ放しになるのが不安だ。そのまま2時間ほど過ごしたあとトイレでパンツを脱いで見た。カサブタと縫合に使った糸が一緒になって剥がれていた。が、出血などはない。今のところ、大丈夫だ。ちんちんは慣れない、新しい環境に戸惑っているようだが、なんとかやってゆけそうな感じ。