トルコの医療(その1)

局部の膿を持って膨れ上がっていた部分が覿面小さくなってきたようでもあり、そうはいっても依然十分腫れていて深刻そうでもある。18日に割礼したので、順調に行けば一週間後の25日頃にはよくなっていてもよかったのだろうが、実際にはヤブ医者のどうしようもない処置のお陰で、昨日までは快方どころか悪化の一途を辿っていた。治るまでの日にちは昨日から数える必要がありそうだ。ということは、今月いっぱいは動けないということか。日本を出たのは5月29日だから、丸一ヶ月間、取材を開始しないまま過ごしてしまったということになる。実にまずい。こちらがすっかりよくなっていなくても、取材先の都合が動き出した場合は、ベルト下の問題は放置して取材に掛かることにしよう、と思う。全快でなくても、できる範囲で動くことはできるはずだ。
最初の予定では、イランで近視矯正手術を受けて、眼の回復を待つ間に割礼も済ませるはずだったのだ。しかし、中東では予定というものは日本や欧州でのように計算通りには行かなかった。これもインシャーアッラーということか。
ちょっといやだなあ、と思うのは、今日の担当は昨日のまともな女医ではなくて、無能な主治医だということだ。せっかくまともになりつつある患部を、またおかしなことにしないだろうなあ。