ウイグル舞踏のイード

午後2時、ギャルギャルHAちゃんが東中野へ来てくれたので、
駅まで迎えにいって、我が家でこたつにみかんとコーヒーで
ダラーリまたーりと過ごす。
午後5時半頃、JRで日暮里へ。
およそ半年振りでイラン・トルコ料理のザクロへ。
(参照→ http://zakuro.oops.jp/
HAちゃんは羊肉を「わくわくする味」「エロい味」というが、
私は鈍いのでよく分からない。
イードなので二号店の方にイラン人の客が詰め掛けていて、
マスターのアリさんは首が回らぬ様子だったが、
それでも一号店の我々のところに何度も降りてきては、
いつものように愛想を振りまいていた。
アリさんの子どもたちや奥さんを初めて見た。
イードのため、今日はウイグル民族のダンスのアトラクションが催されて、
予想していなかった私たちは得をしたような気がした。
一昨日、東京ジャーミィでともにイードの礼拝をした
ウイグルの若者たちを思い出した。
私は長崎放送時代の97年と98年に中国新疆ウイグル自治区
自費取材したことがある。
当時の私はそれなりにマジメにウイグル語を独学して
取材先でもできる限り、拙いなりのウイグル語で話したりしていた。
その頃、読んだ本が面白かったなあ。
『幻の「東突厥斯坦共和国」を行く』(東方出版 1997-01-20出版)
(参照→ http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4885915155.html
著者の入谷萌苺氏がまたふにゃふにゃになるようなギャルギャルだ。
中国当局の厳しい統制下にある新疆への危険な潜入行で、
「中国へ行くときはこの本を置いていってください」と但し書きしている
にも拘らず、抜け抜けと自分の顔写真を、それも可愛くポーズをつけて
掲載しているところがただならぬギャル魂だ。
取材にかこつけて大阪までなむぱに行こうかとさえ思った。

閉店近い時間までダラダラして、店を出た。

昨日の日記のタイトルは間違いでした。
「しゃぶと羊のせめぎ合い」ではなく、
「しゃぶ肉と羊肉とハラニクのせめぎ合い」が正解です。