ちちんぷいぷい

明日9日午後3時〜5時50分の毎日放送の番組「ちちんぷいぷい」の
(参照→ http://mbs.jp/puipui
番組内コーナーで、北オセチア学校占拠事件が特集され、
その中で私のインタヴューとチェチェンなどで撮影した映像が
使用される見通しです。
関西地方のみなさま、よろしくお願いいたします。

朝からインターネットがダウン、先ほど復旧した。
午後3時過ぎから、大邸宅にちちんぷいぷいのスタッフのみなさまが
来てくださり、午後4時過ぎまで取材。

午後5時頃、テレビ朝日報道ステーション」から電話。
学校占拠事件に関して、事件渦中の体育館内の映像に関して、
インタヴューの形で意見と感想をと打診される。
今日の報道内容にロシア政府発表をトレースする以外の
独自の取材はあるか、ロシアの報道発表の内容から出ないものに
協力したくない、と告げる。
15分後、報道ステーションは再度電話してきて、
「インタヴューはキャンセルします」とのこと。
今日の内容はあくまでロシアが出した映像を観てガヤガヤいう
というものらしい。
こちらも、今後に期待しますと告げて受話器を置いた。
先日の林克明さんが出たテレビ朝日のニュースを見ているだけに、
こちらとしては相手の認識と程度が低すぎるのではないかということに
警戒せざるを得ない。

今日発売されたSAPIO小学館)の『「世界情報・諜報戦争」最前線報告』
(参照→ http://www.shogakukan.co.jp/magazines/mag/sapio.html
で、『ロシア「KGB」復活』のパートについては、私に打診が来ていた。
が、私のKGBへの尊敬の念が足りなかったようで、ロシア人記者
ポスニアック氏に変更された。
ポスニアック氏はKGBの素晴らしいところを余さず書き、まずいところは、
モスクワ連続アパート事件にほんのちょっと触れるだけにして、
差し障りがないように上手にまとめた。

これによって、
「CIAもKGBも改革しようとしている。日本も遅れるな!
強力な秘密諜報機関を作れ!」
という宣伝が格好よくまとまった。
米国諜報機関の無能が大量破壊兵器のデマに繋がり、その結果
わずか1年半で1000人もの米国の若者たちを死に至らしめ、
ロシアでは諜報機関が強化された途端になぜか、テロが劇的に残虐化し
頻発したというのに、SAPIOはスパイ小説に憧れる少年の美しい心を
決して失わないのだ。

こんなことばっかりいってるから、いつまで経ってもビンボが治らない。